21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

でふぉると

2011年02月17日 20時28分28秒 | Weblog
今年中にデフォルトが起るのか?


「デフォルト」はキャッシュ・フローの問題です。バランス・シートの状態にかかわらず、起きる時は起きます。

今年の場合、約40兆円分の新規赤字国債が発行できないと、日本政府に現金が無くなるので「デフォルト」です。

民主党も、社民党も、公明党も、自民党もそのことは分かっています。「後が無いから」こそ、自民党は解散総選挙に追い込むチャンスだと考えているみたいです。民主党は、「後が無いから」こそ野党が最終的には法案に賛成してくれる、と考えているみたいです。


一種の「囚人のジレンマ」ですね。←ちょっと違う?

いわゆる「チキンレース」です。最初に譲歩した政党が、「負け」です。
どこかの政党が譲歩すればデフォルトは起きません。だからこそ、譲歩する政党には「負け犬」のイメージが付きます。「デフォルトが起きた後」で、譲歩して「挙国一致内閣」とかを作った場合は「英断」として評価されます。

民主主義社会では、どうしても「危機が起きる前に、予防した人」よりも「危機が起きた後で、解決した人」の人気が高まります。

プライドのかかった感情的な争いです。
歴史を調べてみると、こういったケースでは、双方ともに譲らず、そのまま崖に突っ込むことが多いです。

つまり、かなり高い確率で、今年デフォルトします。

民主党・自民党・公明党・社民党の「ヘタな化かし合い」がなくなれば、デフォルトしません。




デフォルトが起きたら、日本国債を持っている金融機関は多額の損失を出すでしょう。郵便貯金・銀行預金の払い戻しに支障が出るでしょう。いわゆる「預金封鎖」ですね。

銀行口座から引き出せる月々の金額が制限される可能性が高いです。「毎月50万円までしか引き出せません」みたいなw

老後の年金生活に入ってから、デフォルトされるとチョー困るので、個人的には、5年以内ぐらいでデフォルトして欲しいです。

私が生きている間で、デフォルトが起きなければ、それが一番です。

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