21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

証券化=倫理崩壊??

2008年02月15日 20時27分40秒 | Weblog
 日本でも不動産・ローンの証券化がドンドン進んで来ているようだ。これそのものは、市場での資金の流動性を向上させられるので、良いことなんだが。

 歴史的には、証券化が進むことによって、ローンの貸し手はリスクを取る機会が少なくなり、手数料収入目的に貸し出しを増やそうと、借り手の審査が雑になる。
 また、証券の買い手にとっては、リスク判断をすることなく、高利回りを目的に資金を出していくことになる。売り手は販売数を増やすために、より証券化を進めていくことになる。

 結果として、金融機関のモラル崩壊が起こるわけだ。これが、アメリカで住宅バブルを膨らませ、現在の米経済停滞の要因になってた。


 要は、日本でもアメリカで起こったのと同じようなモラル崩壊が起こるかどうか?って言うのが疑問になっているんだけど。。。。 金融機関が目の前に打ち出の小づちが転がっているのに、モラルを保てるかどうか?

いやー、俺は無理だと思うな。多分、10年以内に日本でもモラル崩壊が起こって、その後5年間バブルが成長して、2025年ごろにバブルが崩壊するんじゃないかと、思ってる。

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