21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

日経平均1万円

2009年07月06日 09時42分34秒 | Weblog
日経平均株価1万円とNYダウ工業平均株価1万ドルでは全く意味が違う。

「日経平均1万円」と言うのは1984年の株価水準。現状の株価を見る限り、25年もの間、日本経済は株価が底上げされるような成長を遂げてこなかったことになる。25年前に大卒で入社した若者は既に40代の後半にさしかかっている。「最近の若者は」と嘆く50代・60代がいるが、日本社会の閉塞感を生みだしたのは自分たち自身だと言う自覚を持って欲しい。

 「NYダウ平均1万ドル」は1999年の株価水準である。今のところ、NYダウが1万ドルを超えてくるのは、ITバブル全盛期とサブプライム住宅バブル成長期だけで、「1万ドル台はバブル水準」と言うこともできるかもしれない。しかし、ダウ平均8000ドルも1998年の水準である。少なくともアメリカ経済は11年前の水準に落ち込んだだけだと言える。


 日経平均株価が全く変化しなかったここ25年の間にNYダウ平均は6倍になっている。

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