21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

加速の罠

2011年11月23日 17時27分36秒 | Weblog
手段が目的化することを指す。

コスト削減を目標で始めた改善活動が、自己目的化して改善活動をするための改善活動になる。

変化すること自体を自己目的化するから、「変化の検証」がなされない。
コスト削減を目標としていた改善活動が、実際にはコストを増やしていても、「検証」がなされないために気づかれない。

そして目標を失った改善活動が、エンドレスに続くために、従業員が精神的に疲労していく。
立ち止まって検証することなく、改善活動が加速度的に増えていくことを指して「加速の罠」と呼ぶ。

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