21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

大企業病・・・・・。

2011年09月04日 12時40分09秒 | Weblog
部署が部署ごとの利益を最優先したりして、全体的な危機感が無くなったりして、「合成の誤謬」とかあったり、モラルハザードが起きたり・・・。


大企業病


一度陥ってしまうと、トップを変えてぐらいで乗りきれない気がする。

トップを変えれば全体が変わる組織ならば、最初から大企業病になったりはしない。


以上は、とある国の政府の話です。










第二次世界大戦後に高度経済成長期があった。
高度経済成長期の背景には、

・戦犯追放(経済界からの)
・財閥解体
・農地解放
・預金封鎖

で、特権階級が無くなり、全員が平等なチャンスを手に入れたことが大きい。
それに付け加えて、

・朝鮮戦争特需(需要拡大)
・ベビーブーム(労働者・生産量の拡大)

があった。

東日本大震災が起きた後も、特権階級が政治・経済を抑えていて、チャンスが平等に与えられることはナイ。
そして、特需が起きる気配もなければ、生産力が拡大する要素もない。




自民党有力政治家の娘を正社員として採用した電力会社が税金での救済を受ける一方、一般市民にはその救済資金・復興資金を捻出するための「増税」が待っている。











「英国病」を乗り越えて、日本が「再興」に向けての第一歩を踏み出せる日はいつになるのだろう?

5年後なのか? 10年後なのか? とりあえず、もうしばらくかかりそうだ。

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