21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

テレビの将来像

2015年10月01日 20時38分07秒 | Weblog
「テレビ」は、10年後も存在しているのだろうか?

そもそも「テレビ」とは何か?

「視聴者」は10年後も存在しているだろう。 でも、タブレットやパソコン、スマホ、カーナビ等のスクリーンで番組を見ることもできる。 テレビがなくても、視聴者は番組を見ることができる。

 俳優や芸人も存在し続けるだろう。「番組制作会社」は残る。 視聴者がいて需要がある限り、番組を作り続ける人もいる。 しかし、「テレビ」がなくても、ネットや、他の通信手段を使い、番組の配信は続けられる。


 「テレビ局」の存在はどうだろう?
テレビを通さずに作品を楽しむ視聴者がいて、テレビを通さずに番組を配信する制作者がいる。
テレビ局は生き残るだろうか? 大きな変革の波を自ら作り出せないテレビ局は淘汰されていくだろう。


テレビのライバルは、ひとつ。 日本企業の長い労働時間だ。 潜在的視聴者の多くは長時間職場に拘束されており、時間的自由度がない。 彼らを仕事から引き離すことができなければ、視聴者の数を増やすことはできない。

失敗する地域振興策

2015年10月01日 20時24分23秒 | Weblog
田舎の村の振興策で、失敗するケースのほとんどは、明確な目標が設定されていない。
多くの場合、あいまいな目標さえ設定されていない。

何を目指すのか?
地域振興とは何か?

目標の設定が不明確なため、失敗の反省もあいまいになる。 失敗を活かして次の成功につなげる、ようなこともできない。

何がしたいのか?
観光客を増やしたいのか?  年間1万人? 100万人? 日帰り? 宿泊客?
*農閑期だけ観光客に来てほしいのか? 年間を通して来て欲しいのか?
移住者を増やしたいのか? 100人? 10万人?
*それとも、都会で働いている子供に帰ってきて欲しいだけなのか?
外国人でもOKなのか? 日本人だけが対象なのか?

地域の特産物を作りたいのか? 新しく作りたいのか? 今あるものから探すのか?
企業を誘致したいのか?

地域に病院が欲しいだけなのか? 公共バスの本数を増やしたいだけなのか?



明確な目標も反省もないままに、多額の税金が浪費されている。