走書き:
東京電力の株価水準が低い。株価が安すぎる。
「電力会社」が持つ経営の安定感にも関わらず、配当利回りが3%を超えている。
株価が安すぎる。
長期国債・10年債の利回りは1%以下で推移している。
長期的な傾向から言えば、配当利回りは長期国債金利の2倍以内ぐらいに収まっていた期間が長い。
それを考えると、株価は今の50%増し、3000円前後で推移して欲しいところだ。
もしくは、長期金利が低すぎる。長期金利の水準が1.5~2%にまで上がるだろう。
現実的には、株価も上がり、金利を上がると言うことだろうか。
とは言え、東京電力の経営には大きな不安がある。そのため、将来的に「減配」になることを株価が織り込んでいる可能性の方が高い。
東京電力は「海外展開を加速させる」ために増資を実施した。
東京電力の海外事業からの収益は、「80億円の赤字」である。
「1000億円投資したら80億円の赤字が出た。だから1兆円投資しよう。」みたいな考えは正気だとは思われない。赤字を出している事業に追加投資をすれば、常識的に考えれば「赤字が膨らむだけ」である。
国内では人口が減少し、世帯数が減っている。省エネ家電が増加して、太陽光発電・燃料電池も普及し始めてきた。大型の工場は中国に移転し、大型のオフィスはシンガポールに移っている。
国内事業からの収益は先細る。その上に、海外事業で赤字を膨らませる可能性が高い。
だから、株価が回復する兆しが見えないのであろう。
通常であれば、「円高」が進む局面では、
火力発電所の燃料(石油・石炭)輸入コストの減少
↓
利益率の改善
とストーリーが進み、株価は上向くことが多かった。(過去形)
東京電力の株価水準が低い。株価が安すぎる。
「電力会社」が持つ経営の安定感にも関わらず、配当利回りが3%を超えている。
株価が安すぎる。
長期国債・10年債の利回りは1%以下で推移している。
長期的な傾向から言えば、配当利回りは長期国債金利の2倍以内ぐらいに収まっていた期間が長い。
それを考えると、株価は今の50%増し、3000円前後で推移して欲しいところだ。
もしくは、長期金利が低すぎる。長期金利の水準が1.5~2%にまで上がるだろう。
現実的には、株価も上がり、金利を上がると言うことだろうか。
とは言え、東京電力の経営には大きな不安がある。そのため、将来的に「減配」になることを株価が織り込んでいる可能性の方が高い。
東京電力は「海外展開を加速させる」ために増資を実施した。
東京電力の海外事業からの収益は、「80億円の赤字」である。
「1000億円投資したら80億円の赤字が出た。だから1兆円投資しよう。」みたいな考えは正気だとは思われない。赤字を出している事業に追加投資をすれば、常識的に考えれば「赤字が膨らむだけ」である。
国内では人口が減少し、世帯数が減っている。省エネ家電が増加して、太陽光発電・燃料電池も普及し始めてきた。大型の工場は中国に移転し、大型のオフィスはシンガポールに移っている。
国内事業からの収益は先細る。その上に、海外事業で赤字を膨らませる可能性が高い。
だから、株価が回復する兆しが見えないのであろう。
通常であれば、「円高」が進む局面では、
火力発電所の燃料(石油・石炭)輸入コストの減少
↓
利益率の改善
とストーリーが進み、株価は上向くことが多かった。(過去形)