21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

スタグフレーションって何だ?!?

2007年06月07日 07時13分54秒 | Weblog
まぁ、具体的な意味は辞書を引くか、ウィキペディアで調べてくれ。

「スタグフレーション」;要は、お金が貨/紙幣(交換価値があるもの)じゃ無くなるってことだ。今の所、インフレと不況が同在する状況を表す経済用語だが、経済学は「お金」についての学問だ。スタグフレーションの研究は、「それまで交換価値があると思われていたお金が、何故に突然に交換価値がないと人に見なされるようになるのか」と言う、人の精神状態についての研究になる。よって、スタグフレーションは経済用語ではないのだ、、

恐怖の生政治?

2007年06月07日 07時08分56秒 | Weblog
歴史上の国々では、皇帝や国王等、国民の生殺与奪権を持っていた者が力を持っていた。恐怖政治の時代だ。それに対比させて、現代では国民を幸せにできる(生かせる)者が力を持つ。恐怖の“生”政治の時代だ。権力者は常に何に脅えているかを敏感に感じ取って、それらから国民を守ってやらなければならない。テロ、不況、老後、移民、疫病、そして暴走するかもしれない国家権力そのものから、、、、、、
と言っても、国民の恐怖の対象を見分けるのは簡単なことではない。政治家にしてみれば、‘恐怖’を創りだした方が簡単だ。それがブッシュ政権の‘テロ’との戦いとも思えるし、欧州の‘地球温暖化’防止政策とも思えるし、安部首相の‘美しい国家’復活論議とも思える。。。。。って、まぁ、そんなことはどうでも良い。

言いたいことは一つ。『殺傷力=権力だった時代は終わった。今は権力=人を幸せにできる力だ。「何人殺せるか」の軍事力が国力を測る尺度だった時代も終わった。今後、国力の基礎になるモノは「何人幸せにできるか」の経済力だ。』