21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

善悪論

2007年06月16日 18時43分00秒 | Weblog
 「手段」に善悪は無い、あるのは「結果」と「目的」にだけだ。
 人を殺すことは良くない。”これは「殺された人がいる」と言う結果に対しての善悪論だ。同じように、「人を殺す」と言う目的に基づいた行動も善悪論で話が出来て、処罰の対象になっている。一方で、「犯罪者を罰するため」と言う目的を達成するための手段としての殺人/死刑は善悪論では語れない。そこで議論の対象になるのは、効率的/効果的かどうかだ。冤罪車を死刑にすることは、厳罰/犯罪防止のための手段として、効果的でも効率的でもない。。。。。そのために、死刑廃止論が出ている。独裁国家が政治犯を死刑にすることも善悪論で語られるが、あくまで死刑を実行した目的が倫理的かどうかの問題だ。
 どれだけ悪く見えることをしたって、その目的と結果が良ければ、全て良し。どれだけ見た目が良くたって、目的と結果が悪い方を向いていれば、良くない。

振り返ってみると、、、

2007年06月16日 18時20分22秒 | Weblog
 古いドキュメンタリーを見た。イラク戦争についてのヤツで、2001年か2002~3年に米国会(下院?上院?)でアメリカ大統領が演説している映像が映っていた。

 何と言うか、「バカみたいな」映像。ブッシュが大量破壊兵器の危険性とテロとの戦いを訴えかけていて、共和党議員も民主党議員もみんな総立ちで大統領に拍手を送っていた。あ~あ、彼らはアフガニスタン戦争、イラク戦争が何をアメリカにもたらすのかを全く知らないんだよな~って感じ。。。。。。
 国民から権力を預けてもらっている議員/大統領が、こんなにそろいもそろって間抜けているなんて、、、、、、


                無力感