ホテルに荷物を置いて、早速パドヴァ散策です。
ホテルを出ると、雨が降っていました…
先ず、スクロヴェーニ礼拝堂に向かいます。
このスクロヴェーニ礼拝堂を訪れたいが為に、半日のみですが、パドヴァに寄りました。
スクロヴェーニ礼拝堂。
1305年に完成。
外観はレンガ造りで、とてもシンプル。
内部は、ジョットのフレスコ画で覆われています。
ジョットとはイタリア人画家。
そのジョットの代表作というわれているのが、このスクロヴェーニ礼拝堂の装飾画。
礼拝堂の見学には、予約が必要。
日本で予約済みです~
見学時間の1時間前までには、チケットを受け取る必要があります。
チケット受け取り場所は、隣の市立博物館。
私の予約時間は、16時。
試しに早くならないか聞いてみると、
14時半が空いてるよ~
じゃあ、その時間で。
もう10分しかない!急いで!
えぇ!?と係員の人に連れられて、荷物を預け、集合場所までダッシュ!
でも、ふと思い返しました。
原則1時間前にチケットを受け取らないといけないのに、10分前でもオッケーなんですね…
まあ、時間を持て余しそうだったので、良かったです~
さて、見学の前に「温度調整室」で約15分のビデオを見ます。
フレスコ画の保護の為、私たち人間の体温調整(!)をするのです。
涼しい部屋でした。
人数は25人制限です。
その後、15分の見学です。
購入した本の写真を撮りました。
前も後ろも両横も、ジョットのフレスコ画に囲まれて、圧巻!
キリストの生涯が描かれていました。
とても神秘的な空間。
キリスト教徒ではないけれども、とっても神妙な気分となります。
壁画は剥がれている箇所もありました。
修繕で同じ色を出すのは難しいということでそのままになっています。
なので、内部の温度や湿度には細心の注意が払われているようです。
15分の見学はあっという間で終了。
パドヴァを訪れて、スクロヴェーニ礼拝堂を見学出来て、満足です!
なんとも贅沢です。私も行きたかったんですが、
友達に反対されてしまい、行けませんでした。
予約が必要で、人間の温度調整室があるとは
知りませんでした。ビックリです。
末永く大切に保存して欲しいですね。
行ったこともなく全然知らないんだけど、freedombearさんのいろんな写真で、もうヨーロッパは色鮮やかな建物ってイメージができあがっていて(笑
そして中はすごい保存管理されているんですね。
でもそれも納得。
してし過ぎることはないんですよね。
ここだけでも、パドヴァを訪れる価値アリだと思います。
行きたい場所、増えましたか~?
なにより、訪れたい場所が増えるのは、いいことですね。
どうやって未来に遺していくのか、永遠のテーマなのかもしれません。