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中島たい子 『漢方小説』

2016年12月21日 | 読書

中島たい子 『漢方小説』



31歳の主人公、みのりは、胃がひっくり返ったようになったり、眠れない日が続いたり、
救急車で運ばれるほど、不調なのに、病院に行くと、「異常なし」。
他の病院に行っても、「異常なし」。

それでも、体調が悪い状態が続くなか、出会ったのが、東洋医学だった。
漢方治療に出会い、色んなことに向き合っていくきっかけとなる。

良かったです。
みのりの状況に、少々深刻なのかな?って思ったりもしたのですが、
ところどころ、ぷっと笑える時もあり、思っていたより軽く読めました。

心と体は繋がっているのだ、と改めて思いました。

ちょっと、漢方に興味が出ました。
といっても、体調が悪いわけではないのですが、いつかこのことを思い出す時がくるかも。