阿部智里 『烏は主を選ばない』
八咫烏シリーズ第二弾。
うつけと評判の若宮の側仕えとして朝廷に行くことになった、少年の雪哉が主人公。
優秀な兄を推す声が多く、若宮の周りは敵ばかりで、味方は少ない。
そんな状況のなか、次々続く危機をどう乗り越えていくのか。
前作『烏に単は似合わない』は若宮のお后候補たちのお話でした。
本作は、その対になる、若宮側のお話。
前作よりこちらの方良かったです。
主人公の雪哉がとても魅力的なのです。
彼の成長も見れるのかと思いきや・・・
そんな単純なものではなかったです~
本作を読んで、このシリーズが楽しみになりました。
次も読みます。