10月28日(土)の夜に新国立劇場のバレエ「ドン・キホーテ」を見る。10日間で10回公演、5人のプリマが交替で2回ずつ踊る。誰の踊りを見るか迷うし、何人か見たいが10日間に何回も見るのも気乗りしない。こんなに集中せずに、2か月間ぐらいで公演してほしい気がする。今回は木村優里と渡邉峻郁の回を見に行った。木村優里が今年の初めから体調を崩して休演していて心配していたので、回復した元気な姿を見たかったからだ。土曜の夜だったが、ぎっしりと満席で子供連れの姿も多かった。
「ドン・キホーテ」は数あるバレエの中でも、文句なしに楽しさに溢れた作品で大好きだ。見どころも多い。こんな風に無条件で楽しめる作品は、この作品と「ラ・フィーユ・マルガルデ(リーズの結婚)」ぐらいではないかという気がする。
今回の公演では、木村優里のほかにも町の踊り子役で柴山紗帆が、エスパーダ役で井澤駿が出演、ガマーシュは奥村康祐という豪華な顔ぶれなので、とても充実した舞台だった。
木村優里はすっかり回復したようで、出てくるだけで華やかな可愛さを振りまき天性のスポンタニティを感じた。上背があり、サポート役の渡邉も長身なので、高くサポートしてポーズを決めると、本当に美しく、迫力も満点だ。相変わらず木村の回転は素晴らしく、最後のグランフェッテでは3連続回転を何度も盛り込んでいた。渡邊も負けてはいない。素晴らしいジャンプを見せて観客を魅了した。
柴山と井澤の踊りも美しく、本当に充実した舞台だと思った。キトリの二人の友人を踊る山本と花形はまだ若いアーティストだが、二人ともよく踊っており、新国立バレエ団の層の厚さを感じた。
オーケストラは冨田美里指揮の東京フィル。今回の公演ではオランダから招聘したマシュー・ロウが8回、冨田が2回振ったが、冨田もバレエを専門にしているだけあって、なかなか良い指揮だと感じた。
充実した公演を見て大満足となり、帰りは居酒屋で軽い食事。冷ややっこ、ポテトサラダ、エビの刺身、焼き鳥などを食べながら、ビールと日本酒を飲む。
「ドン・キホーテ」は数あるバレエの中でも、文句なしに楽しさに溢れた作品で大好きだ。見どころも多い。こんな風に無条件で楽しめる作品は、この作品と「ラ・フィーユ・マルガルデ(リーズの結婚)」ぐらいではないかという気がする。
今回の公演では、木村優里のほかにも町の踊り子役で柴山紗帆が、エスパーダ役で井澤駿が出演、ガマーシュは奥村康祐という豪華な顔ぶれなので、とても充実した舞台だった。
木村優里はすっかり回復したようで、出てくるだけで華やかな可愛さを振りまき天性のスポンタニティを感じた。上背があり、サポート役の渡邉も長身なので、高くサポートしてポーズを決めると、本当に美しく、迫力も満点だ。相変わらず木村の回転は素晴らしく、最後のグランフェッテでは3連続回転を何度も盛り込んでいた。渡邊も負けてはいない。素晴らしいジャンプを見せて観客を魅了した。
柴山と井澤の踊りも美しく、本当に充実した舞台だと思った。キトリの二人の友人を踊る山本と花形はまだ若いアーティストだが、二人ともよく踊っており、新国立バレエ団の層の厚さを感じた。
オーケストラは冨田美里指揮の東京フィル。今回の公演ではオランダから招聘したマシュー・ロウが8回、冨田が2回振ったが、冨田もバレエを専門にしているだけあって、なかなか良い指揮だと感じた。
充実した公演を見て大満足となり、帰りは居酒屋で軽い食事。冷ややっこ、ポテトサラダ、エビの刺身、焼き鳥などを食べながら、ビールと日本酒を飲む。
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