9月29日(日)の昼に東京芸術劇場で、セバスティアン・バイグレ指揮の読響を聴く。ドイツ・オーストリア・プログラムで、ウェーバーの「オベロン」序曲、ブルッフの「コル・ニドライ」、コルンゴルドのチェロ協奏曲、休憩の後でコルンゴルドのシュトラシアーナ、最後は、リヒヤルト・シュトラウスの「ばらの騎士」組曲。午後2時に始まり、15分間の休憩を挟み、終演は3時50分頃。ほぼ満席で、日曜日の昼間だが客層は年金生活者と主婦層に限られている印象。
ブルッフの「コル・ニドライ」とコルンゴルドのチェロ協奏曲はエドガー・モローがチェロを弾いた。素晴らしく美しい音色で、チェロの音色を堪能した。弦楽器は、ある程度以上のレベルになると、音色の勝負というような気がする。チェロ協奏曲は1946年の作品で、コルンゴルドがハリウッドで映画音楽を書いていた時期でもあり、1940年代のハリウッド・サウンドそのものという感じ。懐かしいというか、重厚な映画音楽でこの時代の映画音楽は良かったなあと思った。モローのアンコールは、バッハの無伴奏組曲3番。重音を美しく奏でた。
後半は最初にコルンゴルドの編曲したヨハン・シュトラウスのワルツ曲。シュトラウスの滑らかさとは異なり、ちょっと現代的な響きがあって、面白い。コルンゴルドは第二次世界大戦中の米国でマックス・ラインハルトと組んで「こうもり」の改訂版を上演しているが、これを聴いてみたくなった。
最後は、「ばらの騎士」組曲。いつもはオケピットから聞こえてくるサウンドが、舞台上から直接耳に飛び込んでくるので、迫力があった。リヒヤルト・シュトラウスの一番美しい曲なので、大好きだ。メロディーを聴くと、舞台場面が目に浮かぶようで大いに楽しんだ。
帰りがけに買い物して、家で食事。小松菜のお浸し、きぬかつぎ、レンコンのはさみ揚げ、竹輪の磯辺揚げ、揚げ出し豆腐などを作って食べる。飲み物は福島県産の吟醸酒。
ブルッフの「コル・ニドライ」とコルンゴルドのチェロ協奏曲はエドガー・モローがチェロを弾いた。素晴らしく美しい音色で、チェロの音色を堪能した。弦楽器は、ある程度以上のレベルになると、音色の勝負というような気がする。チェロ協奏曲は1946年の作品で、コルンゴルドがハリウッドで映画音楽を書いていた時期でもあり、1940年代のハリウッド・サウンドそのものという感じ。懐かしいというか、重厚な映画音楽でこの時代の映画音楽は良かったなあと思った。モローのアンコールは、バッハの無伴奏組曲3番。重音を美しく奏でた。
後半は最初にコルンゴルドの編曲したヨハン・シュトラウスのワルツ曲。シュトラウスの滑らかさとは異なり、ちょっと現代的な響きがあって、面白い。コルンゴルドは第二次世界大戦中の米国でマックス・ラインハルトと組んで「こうもり」の改訂版を上演しているが、これを聴いてみたくなった。
最後は、「ばらの騎士」組曲。いつもはオケピットから聞こえてくるサウンドが、舞台上から直接耳に飛び込んでくるので、迫力があった。リヒヤルト・シュトラウスの一番美しい曲なので、大好きだ。メロディーを聴くと、舞台場面が目に浮かぶようで大いに楽しんだ。
帰りがけに買い物して、家で食事。小松菜のお浸し、きぬかつぎ、レンコンのはさみ揚げ、竹輪の磯辺揚げ、揚げ出し豆腐などを作って食べる。飲み物は福島県産の吟醸酒。