衛星放送の録画でゼンパーオパー・バレエの「くるみ割り人形」を観る。ゼンパーオパーはドイツのドレスデンにある老舗のオペラ劇場で、そこでのバレエ公演。先日観た国立劇場のイーリング版が今ひとつという印象だったので、ゼンパーオパー版も見てみたわけだ。2011年の録画版。
振付はアーロン・S・ワトキンとジェイソン・ビーチーで、オーソドックスなものだが、取り立てて驚くようなものもない。一言で言えば、一幕はイーリング版が面白く、二幕はゼンパーの方が良いと感じた。もう一つ特筆すべきことはオケの音が良いことで、音に聞き惚れてしまった。
イーリング版では、クララとくるみ割り人形が二幕でグラン・パ・ドゥ・ドゥを踊るが、ゼンパーの方ではきちんと「金平糖の精」が出てきて踊る。この金平糖の精は日本人の竹島 由美子が見事な踊りを見せていた。
ゼンパーの衣装は今一つ色の趣味が悪く感じられ、こんな色の組み合わせかと思う衣装があったが、二幕のディヴェルティスマンは、ダンサーが舞台上に並び観客となっているので、なんとなく賑わいが感じられてよかった。
「くるみ」は人気演目なのだが、なかなか決定版の振付というのがないなあと感じた。
振付はアーロン・S・ワトキンとジェイソン・ビーチーで、オーソドックスなものだが、取り立てて驚くようなものもない。一言で言えば、一幕はイーリング版が面白く、二幕はゼンパーの方が良いと感じた。もう一つ特筆すべきことはオケの音が良いことで、音に聞き惚れてしまった。
イーリング版では、クララとくるみ割り人形が二幕でグラン・パ・ドゥ・ドゥを踊るが、ゼンパーの方ではきちんと「金平糖の精」が出てきて踊る。この金平糖の精は日本人の竹島 由美子が見事な踊りを見せていた。
ゼンパーの衣装は今一つ色の趣味が悪く感じられ、こんな色の組み合わせかと思う衣装があったが、二幕のディヴェルティスマンは、ダンサーが舞台上に並び観客となっているので、なんとなく賑わいが感じられてよかった。
「くるみ」は人気演目なのだが、なかなか決定版の振付というのがないなあと感じた。
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