2月23日(日)の昼に文京シビックセンターで、ピアニスト3人によるコンサートを聴く。15時開演で、15分間の休憩を挟み、終演は17時10分頃。ほぼ満席だが、ところどころに空席があったのは、新型コロナウィルスの影響か?会場ではマスク姿も増えて、館内放送では、咳くしゃみのエチケットなどを守るように放送もされていた。
ピアニスト3人は、中野翔太、金子三勇士、坂田知樹の若手たち。どういいう選考基準なのだろうと思ったら、所属している音楽事務所が同じなのだそうだ。この三人が最初はソロで、次にデュオで、最後は3人で一緒に弾くというコンサート。
最初はショパンのノクターンをそれぞれが弾く。昼のコンサートだが、「夜クラシックの特別編」という位置づけなので、ノクターンを選んだそうだ。続いて、モーツァルトの「2代のピアノのためのソナタ」で、3人のうち二人が交代しながら、ソナタを弾く。三楽章まであるので、ちょうど、一人当たり二楽章づつ弾く計算になる。ここで休憩。
後半は、チャイコフスキーの「花のワルツ」をデュオで、プーランクの「2台のピアノのためのエレジー」、ピアソラの「リベルタンゴ」のデュオ版、最後はホルストの惑星から「火星」「金星」「木星」の三台ピアノ版。編曲は中野翔太となっていた。
こうしてみると、案外2台や3台のために書かれたピアノ曲は少ないのだなあと思った。実際に聴いてみると、ピアノは一人でかなりたくさんの音を出すことができるので、一人でも音が多過ぎると感じることがあるぐらいだから、二人とか三人で同時に演奏すると、音が多過ぎてかえって聞きにくい印象もある。結局、3台用に編曲していても、一人は休んでいたり、二人で同じ音を弾いたりしているので、あまり3台の良さというのは感じられなかった。和音が多い作品は3台だと無理だという気がするので、複雑な対位法の作品みたいなものを3人で弾いたら面白いのにと勝手に考える。
また、指揮者がいるわけではなく、相手の音を聞きながら合わせて弾くので、テンポも比較的ゆっくりめで、あまり個性的な弾き方をするわけでもなく、三人のピアニストを集めて弾かせる意味は何なのだろうと考えてしまった。まあ、選曲から言っても、午後のひと時を楽しんでねということなのだろうと理解した。
帰りは丁度夕食時間だったので、いつものスペインバルで軽く食事。マンチャゴ風のカポナータや、若鳥のローストなど。
ピアニスト3人は、中野翔太、金子三勇士、坂田知樹の若手たち。どういいう選考基準なのだろうと思ったら、所属している音楽事務所が同じなのだそうだ。この三人が最初はソロで、次にデュオで、最後は3人で一緒に弾くというコンサート。
最初はショパンのノクターンをそれぞれが弾く。昼のコンサートだが、「夜クラシックの特別編」という位置づけなので、ノクターンを選んだそうだ。続いて、モーツァルトの「2代のピアノのためのソナタ」で、3人のうち二人が交代しながら、ソナタを弾く。三楽章まであるので、ちょうど、一人当たり二楽章づつ弾く計算になる。ここで休憩。
後半は、チャイコフスキーの「花のワルツ」をデュオで、プーランクの「2台のピアノのためのエレジー」、ピアソラの「リベルタンゴ」のデュオ版、最後はホルストの惑星から「火星」「金星」「木星」の三台ピアノ版。編曲は中野翔太となっていた。
こうしてみると、案外2台や3台のために書かれたピアノ曲は少ないのだなあと思った。実際に聴いてみると、ピアノは一人でかなりたくさんの音を出すことができるので、一人でも音が多過ぎると感じることがあるぐらいだから、二人とか三人で同時に演奏すると、音が多過ぎてかえって聞きにくい印象もある。結局、3台用に編曲していても、一人は休んでいたり、二人で同じ音を弾いたりしているので、あまり3台の良さというのは感じられなかった。和音が多い作品は3台だと無理だという気がするので、複雑な対位法の作品みたいなものを3人で弾いたら面白いのにと勝手に考える。
また、指揮者がいるわけではなく、相手の音を聞きながら合わせて弾くので、テンポも比較的ゆっくりめで、あまり個性的な弾き方をするわけでもなく、三人のピアニストを集めて弾かせる意味は何なのだろうと考えてしまった。まあ、選曲から言っても、午後のひと時を楽しんでねということなのだろうと理解した。
帰りは丁度夕食時間だったので、いつものスペインバルで軽く食事。マンチャゴ風のカポナータや、若鳥のローストなど。