悪夢と奇跡は、同質の構成要素でできている
起こる確率が低いと見なされている点で、
まったく、同じはずなのに、
なんとなく、起きやすいのは、
悪夢のほうであるような気がするとしたら、
それは、私たちが、用心するように言われて育ってきたからだ
「こんなことが起こったら、どうしよう?」
「最悪の事態にも備えなければ・・・」
そうやって、ひとは、悪夢にエネルギーを注いでいくような気がする
でもね、
そんな思考エネルギーは、
旋回するだけで、方向性を持たないから、
実現しないよ、
だいじょうぶ
それよりも、伝えたいのは、
起こった悪夢でさえ、その後に、奇跡に変わるってこと
だって、もともと、ふたつは同質だから、
結構、簡単に、変換可能なんだ
それには、ただ、決めるだけ
「私は、この悪夢を、奇跡に変える」
だってね、
悪夢を嘆く、その奥底には、
必ず、大きな変容の種が、ひそんでいるから
誰も何も悪者にせず、
思わず、そうしてしまう自分も悪者にせず、
誰も何も被害者にせず、
思わず、そうしてしまう自分に気づき、
ただ、嘆きの中に、深く、入っていくときにだけ、
嘆きの根っこのほうにある、
光に還る寸前の卵に、
手を伸ばすことが、できるみたいだよ
ハートサポートサロン「フォルテネージュ」