都内のある街の、
ある場所、
何も別に変わったことのない、
国道があって、
大型量販店があって、
おそばやさんがあって、
駅があって、
歩道橋がある、その場所に来ると、
いつも、空間が歪む感覚があるの
ものすごく、不思議なんだけど、
地上に断層を感じるというか、
ある地点から、手前とその先がつながってないというか、
とにかく、違和感がある
だから、そこに行くと、
普段、私が、認識するかたちとは、
まったく、違う様相で
空間が存在する可能性について考えるの
たとえば、
ヘレンケラーは、どんなふうに、この世界を認識していたのだろう。。
ああ、そうか、
自分とまったく同じ見方で、この世界を、見ている人は、
きっと、ひとりも、いなくって、
それが、
ひとの数だけ、世界は存在するってことなんだ。。