りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

「結婚できない男」に見るクラシック・ファン像

2010-11-02 21:56:22 | クラシック

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 夕方5時から再放送している阿部寛主演のドラマ「結婚できない男」(フジテレビ系)にハマッテいる。4年前(2006年)に初放映された時も面白く毎週見ていたのだが、今、見直しても笑えるドラマだ。

 ストーリーは有能な建築家だが皮肉屋で偏屈な性格の為、結婚できない主人公、桑野信介(阿部寛)と自分に素直になれず、仕事に忙しい独身女医早坂夏美(夏川結衣)のラブ・コメディ。

 この主人公、桑野信介がクラシック・ファン(クラオタ)という設定で、自分のマンションで指揮者のマネをしながらマーラーやショスタコビッチを聴くというシーンがたびたび挿入され、放映当時、クラシック・ファンの間でちょとした話題になったのを覚えている。

 思うに、女性クラシック・ファンに対して世間の目はかなり好意的というか、イメージが良さそうだが、男性クラシック・ファンに抱くイメージはこのドラマの桑野のように「何かヘンな人、気難しい性格」というパターンが多いような気がする。

 このドラマの後、「のだめカンタービレ」の大ヒットにより、クラシック・ファンのイメージも幾分?改善されたような気がするが、基本的には変わっていないように思える。(のだめカンタービレの主人公、真一にしても格好は良いが、ちょっとヘンな人というキャラクターだったし…)

 自分を棚に上げて言うのもナンだが、実際、コンサート会場に行ってみると、このイメージは「当たらずとも遠からず」という感じを受けるのも事実で、「全然違う、偏見だ!」と言う自信は私にはない。

 まぁ、ジャズ・コンサートに行けば、やたら髭を生やして気難しそうな人の比率が高いし、ルックス・キャラクターと聴く音楽はかなりの精度で相関関係があるような気がするのも確か。

 皆さんはどう思われるだろうか?