加茂出身・在住の書家泉田佑子さんの個展が東京日本橋はブリッジ新潟にて今日から開催!とのニュースを聞く。
書などには全く素養がないド素人の私だが、彼女の書には強く惹かれる。
彼女の作品は3年程前、村祐酒造さんの日本酒「嵩村桂」のラベルで始めた知ったのだが(今回のチラシも吉乃川酒造さんの杜氏の晩酌のラベルが使われている。)、作品のパワーは勿論だが、ギャラリーの中に留まらず、商品パッケージ、地場産業とのコラボ、ポスターなど、外に強く打って出る姿勢というか、良い意味でビジネス、商品として成立していることが彼女の大きな魅力。
書道を含め芸術というと、なにかギャラリーの中の世界、分かる人に分かれば良いんだ…的な雰囲気がなきにしもあらずで、それを全面否定する気はないのだが、彼女の作品は私のような素養のない者を引き込む力があると思うし、素人を「なんか難しいことは分からないけど、これは凄いな…。」と思わせるパワーを持っているのが本当の芸術なんじゃないかな…と言う気がするのだ。(ここあたり、私が好きな画家、ロジャー・ディーンやヒブシノスと通ずることがあるかもしれない。私は基本メジャー志向なのだ。)
今回の個展は今日15日から20日までの6日間。イエスのコンサートで23日に上京する私は観ることができないが(惜しい!)是非、多くの方に彼女の作品の魅力に触れて欲しいと願う次第である。
泉田祐子さんが主宰する「墨遊 はちまき屋」のHPは→http://www.hachimakiya.jp/
興味の持たれた方は是非来訪を。