11月の第3木曜日、ボジョレー・ヌーヴォー解禁日ということで、亀ジャスに立ち寄って話題の低価格ボジョーレ・ヌーヴォーを買って家で祝う。既にハーフ・ボトル500円は売り切れていたので、買ったのはフルボトル980円のもの。(フィリップ・ド・メリー・ボジョーレ・ヌーヴォー)それなりに美味で、焼き鳥とともにいただく。
航空運賃を安くするため、ペットボトル、スクリュー・キャップを採用するなど、とことんコストカットした作り。正統派ワイン・マニアなどは眉をしかめるのだろうが、個人的にはこう言うのもアリかなと思っている。
なにかワインというと、(音楽の世界でのクラシック同様)スノッブというか、ウンチクを垂れて気軽に楽しめないムードが日本にはある。確かにワインやクラシックは限りなく奥深さをもった世界なのは認めるし、自分もワイン、クラシック共、大いに楽しんでいるのだが、ちょっと敷居が高過ぎというか、「初心者受け入れ拒否」というスタンスが強すぎるのではないかと思う。
実際、ワインのシェアは酒類全体の3%程度に過ぎないし…。(クラシックはそれ以下だろう)
何よりも、美味いのは美味い、素晴らしいのは素晴らしいと言う第一感を大切にしたい。いずれも、まずは多くの人にその素晴らしい世界を知ってもらうことが重要ではないだろうか?
とか書いているうちに、2/3程ボトルを空けてしまいました。
<追記>
報道では「ボジョレーワイン委員会」が「チープなイメージを与えること、そしてワインの保存には向かない」と言う理由でペットボトルのものにはボジョレー・ヌーヴォーの名を冠さないよう働きかけをしているらしい。まぁ、確かに思いっきりチープな感じで、気持ちは分からないではないけどね、と言ったところ。