リビングを子供とカミサンに占領され、メインのオーディオ・システムがほとんど使えない状態にある最近の私。(その代わり、休日出勤の代休の日などは7時半から酒をかっくらって大音量で聴きまくっているけど…。)
…と言うことで、「今まであんまりヘッドフォンって好きじゃなかったけど、進化したみたいだし、そろそろ一生モノのヘッドフォンを購入しようか…。」とあれこれ悩んでいたのだが、結局、超定番 ゼンハイザーHD800を購入することに…という訳で、本日、アマゾンからHD800到着。(16万3940円ー10%ーキャッシュバック・キャンペーン 1万円オフ=137548円、ひぇぇ…。)
購入に当たっては、イエスの来日公演の次の日、秋葉原のヨドバシにてじっくり試聴して決めたのだが、「もう次元が違うわ…。」という音場感に圧倒的され、「もう、これしかないな…。」という感じで決定。キャッシュバック・キャンペーンが始まり、並行輸入品との差額が1万円を切ってきたので、思い切って購入した次第。
実際、家に届いたHD800を聴いてみると「やっぱり、これは凄い…。」と唸らされた。
まだ、第一感だが、やはり、圧倒的な音場の広さがHD800の最大の魅力。
ロック、ジャズ、クラシック…どんなジャンルもこなすオールラウンダー…という感じだが(自分の場合、なんでも聴くのでここは重要。)、やはり本領発揮は大編成オケ。
音が自分の頭の周りを囲む様な広大な音場感は他の追随を許さない圧倒的なもので、ブルックナー、マーラーなどが好きな人ならもうHD800一択だろう。(ジャズやロックしか聴かない…というのならベイヤーダイナミックのT1など他の選択肢もあると思うけど。)
370グラムと重いながら装着感は最高…ということで、この点でも満足。
正直なところ、上流であるDAC&ヘッドフォン・アンプは手持ちのデンオン DA-300USBS。完全に力不足は否めず、これからハイグレードのヘッドフォン・アンプの購入、それにバランス接続…となるのは明らかで、「また金かかるな…。」と言う感じなのだが、一生モノとは行かないまでも、10年スパンで使える…ということを考えれば、HD800安い買い物かも…。(完全に金銭感覚がマヒしているのかも知れないけど…。)
…ということで、ゼンハイザーHD800、こらから末永く愛用していきたいと思っている。