りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

ヤンツー初観戦 アルビレックス新潟vs鹿島アントラーズ

2012-06-30 23:36:30 | サッカー

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  前回、柳下(ヤンツー)アルビ初陣は川崎までUKを観に行った為、駆けつけられなかったが、今日は子供(小3♀)とともにアルビレックス新潟vs鹿島アントラーズをスワンで観戦。

 ヤンツー効果、ナビスコ4-3奇跡の逆転勝ち&招待券バラマキ大作戦でなんと今期最高の観客3万5千人超えにビックリ。久々にオレンジ色に染まったスワンを観た…という感じ。

 試合の方は先制されるも、ミシュウが決めて前半終わって1-1。後半、押し込まれる中、GK東口が神セーブを連発。平井、武蔵、貴章…と3枚のカードを切って反撃するも得点なし…ということで1-1のドロー…勝ち点1。順位は17位変わらず、残留ラインとの差は5。

 まぁ、はっきり言ってもはや後がない…という感じのアルビレックス、勝ち点3が欲しかったところだが、後半あれだけ押し込まれては勝ち点1ゲットを喜ばなければならない…というところだろう。素人目にも明らかにチームが変わってきた感じを受けるし、次節、アウエー札幌戦で確実に勝ち点3をゲットして夏場、反撃体制に移って欲しいものだ。

 しかし、今回、何故か子供がスワンに行きたいと言い出し、急遽、チケットを手配。以前は連れて行っても試合にすぐ飽きていたのだが、今日は最後まで熱心に観戦していたのは意外というか嬉しい誤算…。W杯アジア予選で一緒にサッカーを観ていたのが効いたのだろうか?それに引き替え、カミさんは「私はパス」…と送りだけして帰って行った。まぁ、興味のない人と一緒に観戦に行ってもはっきり言ってジャマというかウザイだけ。今後もパスして欲しい…と言ったところ。

 次の試合でシーズンも折り返し、残り試合、可能な限り子供とともにスワンに足を運ぶ予定である。

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ツール・ド・フランス2012優勝予想。本命不在…、今年は混戦だね。

2012-06-30 16:40:25 | 自転車

Tour2012

 ワールド・カップ予選3連戦だ!EURO2012だ!…とサッカーに気を取られているうちに、いよいよツール・ド・フランス2012が開幕。

 
 注目のマイヨ・ジョーヌ争いは昨年2位のアンディ・シュレックが負傷の為不参加…と言うことで、昨年念願の初優勝を飾ったカデル・エヴァンスが最有力だろうが、なにしろ35歳という年齢からくる衰えがどう現れるか…というところが心配。

 対抗馬はアンディの兄、フランク・シュレック…というところだろうが、アンディ不在で単独勝負となるし、山岳の難易度が低く、個人TTの比率が高い今ツールということを考えると、あの個人TT能力ではちょっと押せないかな…という気がする。4年振りツールに登場となるヴァルヴェルデは好調を伝えられるが未知数、その他ヴィギンス、サンチェスあたりも決定打に欠けるようで、今年は大混戦、もしかしたら伏兵が…という展開になりそうな気がする。

 個人的に注目しているのが、地元フランス期待の星、ピエール・ローラン。昨年のツールではラルプデュエズで勝利するとともに新人賞。純粋クライマーで、個人TTが大の苦手…ということで総合優勝には普通に考えて届かないだろうが、有力選手がリタイアしまくりならもしかして…の期待が高まる。まぁ、85年イノーの優勝以来、四半世紀以上優勝者を出していない地元フランス、ローランに是非とも頑張ってもらって、大会を盛り上げて欲しいものだ。

 …ということで、個人的には浪花節が好きなことと、コース適性…ということで、期待を込めて苦労人カデル・エヴァンスの2連覇…と予想させていただこう。

 EUROと違ってツールの放送は遅くとも1時頃まで…ということで観戦はかなり楽。これから3週間、思いっきり楽しまさせていただくことにしたいと思う。


ファジル・サイ 「展覧会の絵Live」 かえって来日公演行きたくなっちゃった。

2012-06-30 16:34:49 | クラシック

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 この木曜日から始まった「ファジル・サイ ジャパン・ツアー2012」。日程的に今回、行くのはちょっとムリ…ということで、代わりに最新DVD「展覧会の絵」を購入し、早速鑑賞、サイの世界に浸る。

 ファジル・サイ…、1970年トルコ・アンカラ出身のクラシック・ピアニスト&コンポーザー。8年前、第26回東響新潟定期でその自由奔放でありながら、深い表現力に完全にノック・アウトされて以来、現役クラシック・ピアニストの中で最もお気に入りのピアニストで、ディスクもほとんど持っているつもり。

 そのサイの最新作が今回、来日公演記念盤としてDVD&CDで同時リリースされたこの「展覧会の絵」。サイが「展覧会の絵」を弾く…ということだけで、興奮気味だった私だが、実際、聴いて(観て)みると、プレイ的に大胆な解釈、表情豊かな演奏は「おおぉ、さすがサイ…。」と言う感じ。

 ただ、映像的には手元のアップが観られる分には良いのだが、サイの表情のアップ(はっきり言ってかなりキモイ…。)がどーん…と迫ってきて、イマイチ…というか正直イマサンで、最初、「これはギャグか?」と思ってしまった程。

 クラシックの映像作品全般に言える事だが、ロックやジャズに比べて、カメラワークが稚拙…と言う感じで、無理にDVDではなく、ちゃんとセッション録音したCDの方を購入した良かったかな…というところ。ただ、特典映像としてサイの貴重なインタヴューがついているので、ファンとしてはDVD&CDどちらも購入するのが正しい姿…なのかもしれない。まぁ、サイの魅力をDVDにパッケージングしてしまうのは所詮無理…と言うことかもしれなが…。

 しかし、これだけ凄いピアニストである(と私が思っている)サイだが、実際、人気投票などをすると結構下位に沈んでたりする…というか、はっきり言って完全に圏外…。まぁ、メジューエワもそうだが、ピアニストについて人気投票をすると、故人のピアニストばかりが上位独占、現役はアルゲリッチ、ツェメルマン、キーシンあたりがポツリ、ポツリと入ってくるのみ…というのが現状。ヴァイオリニストについては、結構若手も上位に顔を出してくるのとは対照的で、「クラシック・ファンは妙に現役ピアニストに冷たい…。」という気がする。(評論家の中でサイを高く評価しているのは、あの許光俊氏。この一点だけでシンパシーを覚えてしまうと言う感じ。)

 来日公演に行けない代わりにDVDを購入した訳だが、かえって来日公演に行きたくなってしまった…そんな「展覧会の絵Live」であった。


EURO2012 ドイツvsイタリア やっぱ、レベル高いな…。

2012-06-29 06:22:10 | サッカー

 EURO2012もいよいよ大詰め、既に決勝に駒を進めている王者スペインへの挑戦権を掛けてドイツとイタリアが激突。当然、強引に3時半に起きてテレビ観戦。

  「ドイツ圧倒的有利」の下馬評を覆し先行したのは新生アズーリことイタリア。若き天才FW(&トラブルメーカー)、マリオ・バロテッリがついに爆発、前半で2点を上げドイツをリード。終了間際、PKで1点を許すも、ブッフォンを中心に得意のカテナチオ振りを発揮してドイツを振り、イタリアが決勝進出。 

 心情的にイタリアを応援していたので、個人的には「良かった、良かった…。」という感じだったのだが、最近のドイツ代表、かつてのようなゲルマン魂が薄まって、攻勢時は良いものの、勝負弱さが目立つというか、守勢に回ると、淡泊に土俵を割ることが多く、ちょっと寂しさを感じたのも事実。ベッケンバウアーが泣いてるぜ…といったところだろうか…。

 しかし、EUROもここあたりまで来るチームとなると、足下のボール処理、クロスの精度、決定機を逃さない勝負強さ…全てに於いてアジア予選あたりとは全然レベルが違う…と言う感じ。最近は日本代表も強くなった…と思っていたが、ベルリン・フィルと東京交響楽団程の違い…と言うか、まだまだ世界の最高峰との距離は遠いんだな…ということを再認識させられた。

   いずれにしろ、決勝はスペインvsイタリアと言う攻撃的なチームの組み合わせ。個人的にバロッテリが点を入れて、ブッフォンがスペインの雨あられのシュートをことごとく防いで、イタリアが優勝したら最高!

 当然、月曜午前は仕事はお休み…で万全の体制で観戦予定。最高の試合を期待したいと思う。


傑作!と言っても良いでしょ。21世紀の精神正常者たち モルゴーア・クァルテット

2012-06-28 22:52:05 | クラシック

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 ショスタコービッチの残した15曲の弦楽四重奏曲を演奏するため、1992年に結成されたというモルゴーア・クァルテット。(メンバー:荒井英治、戸澤哲夫、小野富士、藤森亮一)そのモルゴーア・クァルテットがプログレッシヴ・ロックの名曲をカバーしたアルバムをリリース…との情報を得て、早速購入。アルバム・タイトルは「21世紀の精神正常者たち」。 

 本アルバムの収録曲は以下の10曲。

1.   21世紀の精神異常者(King Crimson)
2.   月影の騎士 (Genesis)
3.   悪の教典#9 第一印象・パート1 (EL&P)
4.   太陽讃歌 (Pink Floyd)
5.   マネー (Pink Floyd)
6.   メタルマスター (Metallica)(これだけちょっと異色)
7.   アフター・グロウ (Genesis)
8.   クリムゾン・キングの宮殿 (King Crimson)
9.   同志~人生の絆、失墜(YES)   
10. 暗黒 (Starless/King Crimson)
   

 本アルバムのライナーノーツで松山普也氏(知らないけど…。)が書いているとおり、クラシック・サイドの演奏家がロックの曲をカバーした演奏は数多いが、そのほとんどはギレン・ザビ風に言うと「あえて言おう、カスであると!」と言う感じ。(個人的に最悪のアルバムは天下のベルリン・フィル12人のチェリストたちが演った「ビートルズ・イン・クラシック」。本当にこのアルバムはカス以外なにものでもない。「ロックを舐めるなよ!」って感じ。)

 しかし、このモルゴーア・クァルテットが演った本アルバム、各メンバーのプログレッシヴ・ロック愛(原監督か?)が感じられ、アレンジも原曲の雰囲気を上手く残しつつ、工夫が感じられ、高水準のアルバムに仕上がっている…。(と思います。)

 プログレッシヴ・ロック・ファン…というのは自分を含めてだが、とにかく難癖をつける面倒臭い、嫌な人が多い訳だが(偏見)、そんな人も納得のアルバムに仕上がっているのではないかな…と言う感じだ。(原曲を明らかに上回っている作品があるか?と言われると、「ないです。」と応えざるを得ないけど…。それだけ、プログレの名曲の完成度は高いのだ。)

 個人的にはフロイドの太陽賛歌、EL&Pの悪の教典#9 第一印象・パート1、ジェネシスのアフター・クロウあたりが良くできてると思った次第。

 国内盤のみ、2940円は痛いが、プログレ・ファンには「買って損はない…。」とお薦めしておこう。