りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

第16回 下越バンドフェスティバル 彩 2015 若さ溢れる演奏を堪能。

2015-01-31 17:18:03 | コンサート

  りゅーとぴあで開かれた「下越バンドフェスティバル 彩」に足を運ぶ。

 本コンサートは新潟県下越地方の中学・高校の吹奏楽部、総勢1000人を超える生徒さんが参加する吹奏楽部の祭典。日頃の練習の成果をりゅーとぴあという最高のステージで皆様に披露…という晴れのコンサート。

 私は今回で2回目の鑑賞だったが、1つの学校、各2曲程度、10分にも満たない時間に全てをぶつける…というテンションの高さ、若さ溢れる演奏が本コンサートの魅力。

 このようなコンサートに足を運ぶといつも思うのが、各学校の指導教諭、関係者の皆さんのご努力は大変なものなんだろうなぁ…という事。(「好きでやっているんでしょ…。」と言えばそれまでなのだろうが、なかなか出来ることではないのではないだろうか。)

  それにしても、結構スカスカなスケジュールとなっている地方ホールが多い中、りゅーとぴあの稼働率の高さは「やっぱり凄いな…。」と言ったところ。来年も是非、足を運びたいと思った「下越バンドフェスティバル 彩」であった。皆様、フレッシュな演奏 ありがとうございました。


河口俊彦さん安らかに…。

2015-01-31 16:41:29 | 将棋

 将棋棋士七段の河口俊彦さんの訃報に接する。78歳、腹部大動脈瘤の突然の死にびっくり。

 羽生名人、谷川九段…というようなタイトルに絡むトップ棋士ではなかったので、世間一般的には全くの無名だったと思うが、将棋ライターとして、棋士の生き様を書かせたら一級品。氏の著作によって将棋、勝負の世界の奥深さ、魅力を知った方は数多いのではないだろうか。

 今日は氏の著作を読み返し、喪に服したいと思う。長い間、おつかれさまでした。


トマ・ピケティ『21世紀の資本』日本でもヒット!相続で人生が決まる世の中なんて盛り上がるはずないよ。

2015-01-31 16:18:54 | ニュース

 フランスの経済学者トマ・ピケティ氏が来日して講演、著書『21世紀の資本』も経済学書として異例の13万部突破!との記事を読む。

 『21世紀の資本』は700頁もの大著、お値段も5800円…ということで、私はNHK Eテレでやっていた「パリ白熱教室」を観てお茶を濁したのだが、やはり、このような本がヒットしているというのは、「世界全体で約4割の富をたった1%の富裕層が保有している」…という現状に対して「おかしいだろ、それ。」と思っている人が多い現れなのではないだろうか。

 新聞記事によると、トマ・ピケティ氏は日本での講演において「人口が減り、低成長が続くため、相続で引き継がれる資産の価値がより高まりやすい」と述べたというが、「全く同感…。」という感じ。

 実際のところ、私などは「今の日本、相続と親の死に方で人生が決まる世の中になっているんじゃないかな…。」という気がしてならないのだ。

 私は昭和40年(1965年)生まれだが、高校受験、大学受験あたりの頃は「勉強して良い学校出て、良い会社へ就職すれば、良い生活が送れる。」と言う漠然とした(昭和的)イメージが残っていたような気がするが、大学まではともかく、まじめにコツコツ勉強していれば良い会社に入れる…という時代じゃないし、今の高校生は「努力すれば報われる。」的な感覚はほとんど持っていないのではないだろうか?(国立医学部受験だけがやたら盛り上がっているが、これは、大学に入れば医者になれる…というコースが未だ保持されているからだろう。文化系の場合、司法試験や公認会計士試験などにを受かってもワープア状態の人が続出しているし、まじめコース絶賛崩壊中…という感じである。)

 50年近く生きてきた実感だが、ぶっちゃけ、どんな親の元で産まれ、どんな環境で育つか…で人生8割方決まってしまう…と個人的には思う。
 ただ、あまりに人生の早い段階で、このような気分になってしまうと、「人生、所詮は運だ…。」と言う投げやり人生になってしまうし、努力する気が起こらなくなってしまうだろう。やはり、健全な資本主義社会を持続させていく為には「まじめにやっていれば報われる。」という幻想を普通の人が共有する必要があるのではないか?という気がする。

 今の安倍政権、ほとんど格差是正に取り組む気がないようだし、格差是正政策を主張すべきは民主党なのだろうが、代表に岡田克也を選んでしまうと言うていたらくぶり。
 格差是正に絞って、ちゃんと実務的な政策を打ち出していけば、それなりに国民の支持を得られると思うのだが…。

 10年程前、日本でも一時盛り上がった格差論だが、その後、うやむやになって、格差は拡大、経済は停滞する一方。せっかくピケティ・ブームが起きているので、しっかりと議論してもらい政策に反映して欲しい…と思う次第である。


シネウインド会員更新手続き完了。夕方から2回廻して欲しいなぁ…。

2015-01-30 18:20:00 | 映画

 1月末が期限だったシネウインドの会員継続手続きを完了。
 この1年間で映画は25本観たのだが、そのうちシネウイウンドで観たのは5本…ということで、元がとれているんだかいないんだかかなり微妙なところではあったのだが、また入り直すとお金も掛かるし…ということでとりあえず更新した次第。

 シネウインドさんは新潟唯一のミニシアター…ということで「あるだけで、ありがたや。」の感もあり、あまり多くのことを望むつもりはないのだが、1スクリーンしかないので、現役世代のサラリーマンにとって、観たい映画がなかなか観られない…というのが、残念なところ。

 …と言うことで、お願いしたいのが、夕方から2回観られるようにして欲しいな…と言う事。

 シネウインドさんは大体1日5回上映というのが基本なのだが、4回目の上映が16時代始まりというパターンが多く、実際に平日現役世代が行けるというのは19時代始まりの1回のみ、1スクリーンで多くの映画を上映する関係上、4回目と5回目は別作品…と言うことで、「面白そうだな…。」と思っても「16時15分上映開始かぁ、観られないわ。」というパターンが実に多いのだ。1日5回は変えないで、上映時間をずらし、18時始まりと、20時始まりにしてくれれば…と思った事しばしば。

 まぁ、会員の高齢化が進んでおりまして、そのようなお声はいただいておりません…ということなのかも知れないが、もうちょっと現役世代のことも考えて欲しいなぁ…と思う次第である。


「真冬のクラシック」第2夜Ⅱ 渡辺岳夫さんを取り上げてくれてありがとう。

2015-01-29 18:25:25 | コンサート

   今回、真冬のクラシックでオープニングを飾った「キャンディ キャンディ」は多くのドラマ音楽を手がけた渡辺岳夫さんの作品。

 日本の作曲家と言えば、武満 徹さんがなんと言っても有名で、今や「渡辺岳夫、誰それ?」状態だと思うのだが、数多くの映画音楽、テレビドラマのテーマ音楽を手がけた渡辺岳夫さん、だれもが1回は聴いたことがある事だろう。

 我々アラフィー世代だと、やはり「機動戦士ガンダム」(通称ファースト・ガンダム)のインパクトが強いと思うが、最高傑作はやはり田宮二郎主演ドラマ版の「白い巨塔」のテーマということになるだろう。(私はこれ以上のテレビドラマ音楽を知らない。)

 曲想は幅広いが、どの曲にも渡辺さんらしい節回し(所謂ナベタケ節)があるのは「流石、プロ中のプロ…。」と言う感じ。渡辺岳夫さんを取り上げてくれてありがとう…と感謝したい次第である。