りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

実家建直し決定。怒涛の10月終了。

2013-10-31 08:50:40 | 新潟ライフ

 父親の死から4か月、実家の建直しが決まり、10月は実家の整理、引っ越し作業、建て直す家の設計打ち合わせ、銀行との折衝その他に明け暮れる。(その間、カミさんは残業の連続で、家事は本当に自分だけで処理したし…。)

 実家は何しろ築90年にもなろうというオンボロ長屋だったので、そのゴミの量たるやすさまじいもの。粗大ごみは30以上、45リッターのゴミ袋は100以上…と凄まじい量。(清掃局の皆さんありがとう。) 

 おそらく、一生の中で最も忙しい1か月となったこの10月も今日で終了。11月は自分へのご褒美月間にしたい…と思う次第である。


アルビレックス新潟vs湘南ベルマーレ 凄いわ川又。あなたがここにいて欲しい…。

2013-10-27 21:48:19 | サッカー

 Jリーグ ディヴィジョン1も第30節と大詰め。

  我がアルビレックス新潟は湘南ベルマーレをホームに迎え、エース川又がハットトリック、3-2で破り10位に浮上…との報を聞く。(また、スワンに行けずにごめんなさい。)

 ハットトリックを決めた川又は一気に20得点、得点王ランキング2位に浮上するとともにトップ大久保に2に迫り、完全に得点王を射程圏内に捉える。

 すげえな川又…としか言いようがないのだが、こんなに大活躍してくれると、シーズン終了後、また赤いチームあたりに引き抜かれるんだろうな…と言う気分に。

 サッカーの場合、選手寿命が短いわけだし、稼げる時に稼ぐのがプロ…とは頭では分かっているのだが、育成チームの悲哀、複雑な気分…。

 来期も「あなたがここにいて欲しい…。」と願う次第だが、どうせ出るなら得点王になってくれ!と願う次第である。 


札幌交響楽団 新潟特別演奏会 快演! やってくれました、渾身の北欧プロ。

2013-10-26 23:55:21 | コンサート

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 (個人的に)大ヒット企画、東響定期+α「日本のオーケストラシリーズ」、第5回目として、ついに待望の札幌交響楽団が登場!ということで、期待に胸を膨らませ、秋深まるりゅーとぴあへと足を運ぶ。

 指揮:尾高忠明  コンサートミストレス:大平まゆみ

 シベリウス: 「カレリア組曲」op.11
 グリーグ: 「ペールギュント」第一組曲op.46
 グリーグ: 二つの悲しい旋律op.34
 シベリウス: 交響詩「フィンランディア」op.26
 

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 シベリウス: 交響曲第一番op.39

 ホールおたくの私、最近は2年に1回ペースで札幌に飛んで日本最高との評価を受けているクラシック・ホール キタラで札幌交響楽団を聴いている…ということで、今回で4回目の札響体験。

 過去3回はいずれも名演、とりわけ木管セクションの素晴らしさは個人的に日本最高と思っている程で、早くりゅーとぴあに登場してくれないかな…と願っていたのだが、指揮は音楽監督である尾高忠明さん、プログラムは得意の?北欧プロ…ということで満を持しての登場!…と言う感じで、こちらも心して聴く。

 前半は有名曲4曲を並べた構成だったが、いきなりシベリウスの「カレリア組曲」の躍動感溢れる演奏にブラボーが掛かる。木管セクションのソロは見事なもので「これだよ、これ。」と一人にんまり。

 続く、グリークの「ペールギュント」はシャープな弦が印象的。個人的には札響→木管というイメージが強かったのだが、弦や金管セクションも確実に強化されているという印象。

 普段ハイレベルな東響を聴いている定期会員がメイン、ちょっとやそっとの演奏では大きな拍手は起らない…と言う雰囲気の中、これだけの拍手をを受けていたということは、やっぱり良い演奏だったんだろうな…と思っているうちにグリーグの「二つの悲しい旋律op.34」。

 ここでもシャープな弦が曲にマッチしている…という感じで聴き惚れる。(有名曲だけあって、やっぱり良い曲だなと思った次第。)

 そしてダイナミックな「フィンランディア」。ところどころアクセントをつけるあたりが尾高流か…と思いつつ第一部幕。

 ロビーで「良かったね。」などという他の方の会話を聞きながら「そうでしょ、札響、レベル高いんだから…。」とすっかりサポーター・モード。(たった4回目でサポーター面するなよ!と言われそうだけど…。)

 そして後半、メイン・デッシュのシベリウスの交響曲第一番op.39。

 本当に切れの良い力感溢れる演奏で、一気にフィナーレまで聴かせてくれた…という感じの密度の濃いシベリウス、「ちょっと直線的なアプローチ過ぎるんじゃない?」という気もしないではなかったが、まさに全軍躍動、完全燃焼、札響の魅力を新潟の聴衆に強烈アピールした快演だったのではないだろうか?

 尾高さんも疲労困憊…という感じだったので「アンコールはないのかな~。」と思ったのだが、「事務局の圧力で…。」などと言いつつ、ちゃんとエルガーの弦楽セレナードより第二楽章をやってくれた。個人的にエルガーの弦楽セレナードは好きな曲なので、本当に嬉しかった。先々週の東響定期同様、フラブラもなく、幸せな気分で終演となった。

 東響とまた違った魅力を披露してくれた札幌交響楽団。全体的に若手主体のオケという感じだし、伸びしろが大きそう。今後の飛躍を期待するとともに、またりゅーとぴあに来て下さいね…と思った次第である。


確かに日本酒のラベルって改善の余地があるんだよな…。

2013-10-24 21:32:45 | お酒

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 地元紙で連載中の「にいがた地酒考」を読む。今日は海外市場に打って出るため、ラベルを工夫している酒蔵、塩川酒造にスポット。 

 実際に飲むようになると、和食だけでなく、本当にいろいろな料理に合わせられるのが日本酒の魅力。個人的にはその対応力はワインを凌ぎ、世界最高じゃないかな…と言う感じ。

 ただ、残念ながら、見た目については、ワインに一日の長があるのは認めざるを得ないところ。

 音楽の世界ではジャケ買い…という言葉があるが、やはり酒も見た目が9割とは言わないが、結構重要な訳で、ここあたり、日本酒は損しているというか、ファンとしては酒蔵のアイデンティティ反映したちゃんとしたラベルを貼って欲しい…と言ったところ。

 まだまだこれから、試行錯誤段階という気がする日本酒のラベル。各酒蔵とも既成概念にとらわれず、中身同様、素晴らしいラベルを作って欲しい…と思う次第である。


ポールマッカートニー来日コンサート ヤフオク問題考。だいたい、チケットの価格設定に問題があるんだよ。

2013-10-23 23:58:43 | ロック

 来月11年ぶりに来日公演を行うポール・マッカートニー。そのチケットが、ネットオークションで10万円を超える高価格(定価は1万6500円)をつけている…と言うことが話題に。

 世論は「ネットダフ屋許すまじ!」、「ヤフオクを規制しろ!」という声が俄然強いようなのだが、個人的に自由主義経済を信奉する私、決してネットダフ屋を容認する訳ではないが、「そもそも、ロック・コンサートの場合、チケットの価格設定に問題があるんだよ。」と言う気がする。

 前も一回書いたことがあるのだが、クラシック・コンサートの場合、S席~E席まで、価格が細分化(だいたい3倍~4倍くらい)されているのに対し、ロックやジャズの場合、せいぜいA席とB席の2カテゴリー…というアバウトな区分け。(今回のポール・マッカートニーの場合も2カテゴリー。)

 アリーナ最前列とスタンドが同一料金、A席カテゴリーで良い席が当たるかどうかは基本「運」と言う状況では、良席を求め、ヤフオクに参入する熱心なファンが出て、チケット価格が高騰するのは仕方のない事なんじゃないかな…という気がする。(高価格でヤフオクに出ているのはやはりアリーナの前の席。)

 今回のポールの来日公演などはプラチナ・チケットとなるのは誰の目にもあきらかだった訳で、「ネットオークションで高額チケットが出回るのはけしからん!」と言う反応には「なにを今更…。」という感じがしてしまう。

 
 このようなネットダフ屋問題に対して、本人確認方式やID照合など、転売が出来ないように工夫(細工?)しているアーティストもいるようだが、一番、簡単な方法はクラシック式にカテゴリーを細分化することのような気がする。

 今回のポールの来日公演などは、アリーナ前の特等席なら4万円、5万円(10万円?)でも買う人は買うだろうし、クラシック式に良席をプラチナ化すれば良かったのだ。

 どうも、ロックやジャズの場合、クラシックと違って「良い席で聴きたい人はそれなりのお金を払って下さい、よろしく。」という資本主義的発想はお嫌いな様なのだが、全席同一料金的発想を続ける限り、人気公演のネット・オークションでの高額チケット売買はなくなることはないだろう。

 音楽の成り立ちから、貧乏人指向のロック・コンサートな訳だが、チケット争奪戦が必至の人気コンサートぐらい、クラシック方式でチケット販売をしたらどうかな?と言う気がした次第である。