大晦日、今年行ったコンサートをチラシを見ながら振り返ってみる。
今年足を運んだコンサートは64回。ラ・フォル・ジュルネやクラシック、ジャズ・ストリートを纏めると50回程。)
秋から毎土曜日実家建て壊しの打ち合わせなどで潰れてしまい、昨年の71回を下回ったが、一応過去2番目の多さとなった。
音楽に順位をつけるというのにはやはり抵抗感も無い訳ではないのだが、自分なりにベスト10を選んでみるとこんな感じ。(○内は一応順位。)
2月 新潟シューベルティアーデ フランツからの花束 ⑨
4月 王様 王様の陳列棚 ⑦
LFJ新潟 小曽根真 ピアノ協奏曲 ジュノム ⑥
小黒亜紀 ピアノリサイタル ⑧
6月 スティーヴ・ハケット「ジェネシス・リヴィジテッド・ジャパン・ツアー」①
茂木オケ交響楽団 ベートーヴェン 第九徹底解説 ⑩
8月 ジュニアオーケストラ・フェスティバル2013 in Niigata ②
9月 ブロムシュテット指揮 N響 長野公演 オール・ブラームス・プロ ⑤
10月 スクロヴァチェフスキ指揮 読売交響楽団 ショスタコ5 ④
第80回東響新潟定期 ジョナサン・ノット アルプス交響曲他 ③
ベスト3はスティーヴ・ハケット「ジェネシス・リヴィジテッド」、ジュニアオーケストラ・フェスティバル2013 in Niigata、第80回東響新潟定期 ジョナサン・ノット指揮 4つの最後の歌、アルプス交響曲。
1位はスティーヴ・ハケット「ジェネシス・リヴィジテッド」
これはもう自分的にはダントツの1位。最後の一音まで本当に完璧…、まさに「ジェネシス最後の伝説」とも言うべき素晴らしいライヴだった。当時のロック・ミュージシャンが高齢化している現状から考えて、もうこれ以上のロック・ライヴを聴くことはできないかも…という感じで寂しい気もするが、一生の想い出となったコンサートだった。
2位は3年に1回開かれるはジュニアオーケストラ・フェスティバル2013 in Niigata
このような素晴らしいイベントが地元で開催される…ということを新潟市民として誇りに思うとともに、地元マスコミには、もうちょっと取り上げて欲しい…と思った次第。
3位は第80回東響新潟定期 ジョナサン・ノット指揮 4つの最後の歌、アルプス交響曲
来年東響音楽監督に就任予定のノット、いきなりの快演。これからの東京交響楽団がどこまで凄いオケになっていくのか…、それを新潟定期という場で同時体験できる喜びを噛みしめたい…という感じ。
ベスト10の他にも、大竹奏さんのミュージアム・コンサート、東響定期のスダーン、パイク、札幌交響楽団のシベリウス…などなど、忘れられないコンサートが今年も多数。
毎年書いているが、コンサートは演奏者だけでは成り立つもではない。演奏者は無論だが、スタッフ、呼び屋さん、そして感動を共有した観客の皆さん、それにジュニアオケでは親御さんに指導者の皆さん、コンサートに関わった全ての方に感謝したいと思う。
本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします。