金曜日、2回目の送別会。ちょっと飲み足りない感じだな…ということで、前から気になっていた上古町にあるロック・バー「プログレッシヴUFO」へ足を向ける。
このロック・バーUFO、数年ほど前まで、ROCK-UFOという名前で古町通3の古町ビルという超雑居ビルにあって(トータル30年の歴史って言うのが凄い。)、1回行ったことがあるのだが、その後、そのビルが建て壊し、どうなったのかな…と思っていたところ、同じ古町は4番町にある信青ビルの3階に移転、名前もプログレッシヴUFOに換え、再スタートした…という事らしい。
雑居ビルを上がっていくと、お約束のとおり、70年代の名盤ジャケットがベタベタ貼ってあって「錯乱の扉!!」という感じで、ちょっとびびったが、思い切って中へ。店内はアナログ・レコードが棚にびっしり…ということで、正当派(?)ロック・バーというノリ。入った瞬間ワイト島ミュージック・フェスティバルでのジミヘン、そしてELPが流れてきて、1970年代へトリップ。
すぐに常連さんと意気投合、常連さんのリクエストしたフロイドの「炎」(人気あるなぁ…炎。)を話題に、あーだ、こーだと議論するとともに、「去年のイエスのコンサートに行ったんだよ。」「自分も行ったんですよ。」「良いライブだったね~。顔見知りが10人くらいいたな。」「新潟、プログレファン多いですね。」などと、マスターとトーク。
その後に入ってこられた方が「今、日経新聞でジャケット10選って言うのをやっていて…。」と話を振り、「今日はバナナ(ベルベット・アンダーグラウンド&ニコ)」でしたよ。」「宮殿も入るね。」「あと、ツェッペリンだったらファーストかな…。」などと、予想をしあって盛り上がる。
こちらのマスター全て同時進行で聴いていた…ということで、当時のロックシーンの状況など、興味深く聞かせてもらうとともに、「なるほど、こう言う聴き方もあるのか…。」と感心した次第。と言うことで、ちょっと飲み足りないな…という時など、寄らしてもらおうかな…と思った次第である。
※ なお、プログレッシヴUFOという名前から、プログレッシヴ・ロック専門のロック・バー(?)と思ってしまうが、「進化したロックバー」という意味(??)だそうで、一応、ロック全般のリクエストが可とのこと。