あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

五色沼・会津若松の旅(その8)

2017年11月20日 | 旅行記

会津武家屋敷には会津藩家老の西郷頼母近悳(さいごうたのもちかのり)の屋敷が復元されていてちょっとだけ見学しました。
藩主が藩の中心的存在とすると、家老は実務の責任者で4~5人いました。









この屋敷は江戸時代中期の和様建築の粋を集めた豪華で壮大な造りになっています。
表門と表玄関は上級武士だけが通ることを許されていました。









菊祭りが開催されていてたくさん並べられていました。









お成りの間はお殿様がおいでになった時だけ使用された部屋です。









ぐるっとまわって中庭から建物を見渡します。









藩米精米所は16個の石臼で1日に16俵精米できる東北一の精米所です。









台所は天井のない吹き抜けで太い柱や桁は雪国会津の厳しさを物語っています。


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五色沼・会津若松の旅(その7)

2017年11月19日 | 旅行記

白虎隊の飯森山に会津さざえ堂もありました。
1796年に建立された六角三層の仏堂は上りと下りが別々の二重のらせん上になっていて、人がすれ違うことはない構造。
そのめずらしい建築様式で国の重要文化財になっています。
今では言えば、立体駐車場の作りでしょうか。









入り口の向拝には龍の彫刻が施されています。









スロープになっている上り。









こちらは下り。









人がすれ違うことはないが、2か所だけ柱の隙間から反対通路を見ることができる場所があるということで、もしかしたらここかも。









最上階の天井は六角形になっていて、びっしりと貼られているのは千社札です。


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五色沼・会津若松の旅(その6)

2017年11月18日 | 旅行記

旅行2日目は磐梯山ゴールドラインを下り会津若松市内へ。
ゴールドラインはお天気がよければ景色のよいところも色々あると思いますが、雨でしたからほとんど素通りでした。

会津若松市内で最初に行ったところが飯森山です。
標高314mの小高い山には白虎隊士の悲劇の場所があります。
タクシーはお土産物屋さんの駐車場に着き、お店の人が付き添ってガイドをしてくれました。
このガイドさんの話が上手で、何となくしか知らなかった白虎隊のことをよく教えてくれて、思わず涙が出そうになってしまいました。

こんなレトロ感たっぷりのお土産屋さんがありました。









目指すは飯森山へ、長い階段が続きますが、うれしいことにすぐ脇に有料のエスカレーターがありました。









最初に着いた広場には、右側にイタリア記念碑があります。
イタリアの古代都市で有名なポンペイの門柱が、白虎隊を称えるローマ市民により、昭和3年に寄贈されました。









この階段の奥に白虎隊十九士の墓があります。









白虎隊とは会津藩の武家の男子で編成された少年部隊で、予備兵力として防備に努めていたが、幕末新政府軍との戊辰戦争へ出陣、最前線で奮闘するも劣勢のまま撤退。
飯森山で自刃した20人の白虎隊のうち、ただ1人命を取り留めた飯沼定吉を除く十九士の墓です。









刻まれた文字をよく見ると十七才、十六才とあります。
見学する前は、お墓は見なくてもいいかもと思ったりしましたが、悲劇の話を聞いて心から手を合わせました。









ここが白虎隊自刃の場所です。









隊士が遠くを見ている像があります。









少年の目にはどんな光景が映ったのでしょうか?









見下ろす城下の風景。









上の写真をトリミングしてみると、鶴ヶ城は矢印のところにあります。
飯森山までたどり着いた白虎隊は、城下から立ち込める煙に包まれた鶴ヶ城を見て落城したと思い自刃しました。
このことは一人生き残った飯沼定吉によって証言され、今に至っています。









戸ノ口堰は猪苗代湖から会津盆地へと水を引くために作られた用水堰。
戊辰戦争の戸ノ口原の戦いで敗れた白虎隊20人は、この洞窟を抜けて飯森山に逃れたと伝わっています。









飯森山に逃れず、堰の先の水路を通って進んでいれば、集団自刃の悲劇はなかったかもしれません。









自販機も白虎隊絵柄。









最後にお土産物屋さんで、白虎隊の踊りまで披露してくれました。
各自お土産を買い求めたことは言うまでもありません。


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五色沼・会津若松の旅(その5)

2017年11月17日 | 旅行記

宿泊したのは五色沼のすぐ近くのこのホテルです。









とてもおしゃれな外観のホテルでした。









中のラウンジからも外の様子を見ることができます。









五色沼湖沼群のひとつの弥六沼は、ホテルのプライベートビーチならぬプライベート沼のようです。









弥六沼の周辺は整備され、紅葉が見ごろでした。
露天風呂でこの紅葉を見ながらお湯につかりました。























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五色沼・会津若松の旅(その4)

2017年11月16日 | 旅行記

五色沼自然探勝路をガイドさんの説明を聞きながらめぐりました。
途中で木々や植物の名前を教えてもらいました。
名前をメモして写真を撮りましたが、写真と名前がなかなか一致しません。
ネットで調べてたぶんこれだろうとわかったものを載せておきます。
もしかしたら間違っているかもしれません。


花や実が釣り下がっているように見えるツリバナ。









メモと写真の順番でシナノキかとも思いますが、赤い実がつくかちょっと自信がありません。









ヤマナラシの木は、葉の付いている茎が長く、風が吹くとさわさわと心地よい音を奏でるので、この名前が付いたとか・・









ガマズミの赤い実は初冬になると食べられ、果実酒にするときれいな色になるそうです。









アキグミも食用になり、果実酒に利用されます。









サルナシの実をガイドさんが持ってきてくれ、いただいてみました。
キウイフルーツのような味でおいしかったです。









最後は黒文字です。
楊枝にする黒文字の木はこんなのだったようです。


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