たーさんの裏街道を行く!!

世界中の街角から数々の失敗談,ちょっとエッチな話,面白情報をお届けします。(ノンフィクション)

たーさんの裏街道を行く フランスのトイレ事情

2010-02-12 | 中国のトイレ事情


道路全体が水洗?

パリに行かれた方、住んでいらっしゃる方々はご存知でしょうが、一番最初にパリを訪問した時に、驚いたのは、水洗式の道路。

ヨーロッパでの宿のチョイスは意外に保守的で、気に入ったホテルがあるとずーっとそこに泊まる。

最初の頃はシャンゼリゼにあるホテルカリフォルニア(1924 年に建てられたこのホテル、シャンゼリゼから 2 ブロック、オスマン大通りやフォーブルサントノーレ通りのデパートからは 3 ブロックの場所)がお気に入りだったのだけれど、日本人が急激に増えたこともあって、6区のホテルに。

ここだと地下鉄の4号線のサンジェルマンデュプレ、10号線のマピヨン、12号線のレンヌ、さらにはB線のリュクサンブール駅が使えるので、便利このうえない。

当然、朝の散歩となるとリュクサンブール公園やモンパルナス界隈をうろうろすることになるわけだが、

モンパルナス界隈の路地は朝ともなると、大量の水が路肩を流れている。

「???」

なにげなく様子をうかがっていると、清掃局のお兄ちゃんらしき人物がやってきて、近くのコックをひねると水が止まった。

「???」

不幸のもこの頃はフランス語がまったくわからず、その場で何をしているのかを聞くこともできなかった。

で、パリに長く住んでいる人に聞いてみたところ、

「ああ、たーさんあれはね、ごみやペットのふんなんかを全部洗い流しているのさ。水の行き先?地下だよ、地下。昔は同じ方式で人間様のも流してたらしいけど。」

ええーっ!街全体が水洗トイレ!?

確かに、郊外にある15世紀位の古い街並みと石畳を見てみると、真中がくぼんでいて、やたらと苔が生えていたりするのはそういうことなんです・・・・。

 ご訪問有難うございます。



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