メイとの楽しい上海生活。
彼女の一番の親友C。
彼女とは同郷の幼馴染で、見た目はスレンダーながら出るところは出ていて、長髪・ベビーフェイスときては、もてないはずがない。
知っているだけでも、4-5人は手玉に取られていて、プレゼント攻勢やら、旅行へのお誘いやら。当然電話のカードなども山ほど巻き上げてあるので、ご相伴に預かったりして。
店に出ているので、当然“手玉”の方達は彼女とお話したいばかりに、
「今日はいそがしいから○時頃来てね。」
なーんて電話で言われて、ほいほいその時間に出かけてくるという寸法であります。
メイと珍しく外で食事をしたときに、これまたいつもはおじさま達とデートの時間なのに、一緒についてきた。
「たーさん、こんにちは。あたしも一緒に来ちゃった。」
「おお、珍しいなあ。 一緒に食事なんて。」
「今日はねえ、珍しく誰からも電話がなかったのよねえ。」
「Cさあ・・・、相変わらず、あちらこちらやってると、そのうちひと悶着おきるぜ。」
「平気平気。知ってるもの。」
「何が?」
「いろいろあるって。」
「それでも皆さんが通ってきてるのか?」
「そうねえ・・・。」
しっかりしろ!日本男児!こいつだけが女じゃないぞ!
「あたしもそろそろメイみたいにステディが欲しいなあ・・・。」
「無理だろ。結構貢いでもらってるんだから。」
「あたしだって、物よりも心が欲しいわよ。」
「ふーん、まだそのへんは理性が残ってるんだな。」
「理性って何よ、理性って。あたしはいつでも、真剣よ。」
「うん、でも外見からは到底想像がつかない。こうして一緒にいても時々はじけるしなあ・・・。」
「ちょっと!メイ何とか言ってよ。幼馴染のピンチよ。」
「うーん。言おうかなと思ってたことをたーさんが言ってくれたから、ちょっと感謝かな?」
「なによ。メイまで。」
とはいえ、根はすごく、すごーく、優しくて素直だということは先刻承知しているので、自分でも考えてはいるのだろう。相変わらず、ぎゃーぎゃー騒ぎながら楽しくお食事。
今日は、Cも同伴がないというので、一緒に行こうということになり、ママに電話すると、
「いいわよー。」と、ご快諾。
のんびりと3人でお店に向かう。
ご訪問有難うございます。
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