アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

何でもランキング~リベンジ消費していますか?

2022年01月11日 | ギャラリー

週末の新聞(朝日)雑学版に掲載された何でもランキング。

今週のお題は・・・。

 

何となく言いたいことはわかるが、それ(消費行動)によって何かを解決できるとは思えない。

結果、イラストにあるような回答になっているのではないか。

つまり、2年余にわたるコロナ禍によって、言わば、自宅軟禁を強いられ、結果生じている鬱屈や倦怠感などを解消する手段として(消費行動が)有効であろうとは想像できる。

ただ、それを行ったにせよ、コロナ禍が解消される訳ではないので抜本的な解決にはならず、さらに鬱屈を加速させてしまうのではないか。

それよりは、何か従来とは異なる行動や方策がないか、人生の別の意味を見出す努力をすべきではないか。

一度、つきつめて考えてみる価値はありそうだ。加えて、明日の糧にも欠く人々がおられることに想いを馳せる必要があろう。

 

 

 

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森まゆみ著「子規の音」

2022年01月10日 | 読書三昧

 

作家、エッセイストで編集者でもある森まゆみさんの労作。新潮文庫533頁。

目の不調から一回の読書量が5~6頁に限られる中、本書の読了に3.5ヶ月を要した。

明治期、俳句と短歌の革新運動に挑み、35歳の若さでこの世を去った正岡子規。

その卓越した創作力と「根アカ」の人生に寄り添いつつ、特に結核性カリエスとの壮絶な闘いに明け暮れた晩年の10年を克明に描ききった評伝は、自ら地元紙「谷中・根津・千駄木」誌を主宰した森さんだからこそなし得た評伝と言えよう。

また、子規は新聞記者でもあり、日清戦争に従軍した。
加えてデスクのような仕事もしていたようで、明治三陸大津波(明治29年6月15日、M8.2、死者21,959人)の際には、いち早く絵心のある記者を現地に派遣し、そのルポを新聞(日本)紙上で特集するなど大活躍したと言う。以下、記事に添えられた句の一部。

 ・ごぼごぼと海鳴る音や五月闇
 ・菖蒲葺いて津波来べしと思ひきや
 ・昼顔にからむ藻屑や波の音
 ・若葉して海神怒る何事ぞ

 

 

 

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スープカレー

2022年01月09日 | アーバンライフ

昨日朝、朝散から帰って来た妻が「今朝は寒いよ~、この冬一番だね」というので、tenki.jp を確認すると何と-17℃となっていた。

なるほど、これじゃ寒い訳だと納得。

昼食時、近くのカレー屋さんで野菜の沢山入ったスープカレーをいただく。

このカレー屋さん。
徒歩5~6分ほどのところにあるのだが、コロナ禍の下、2年近くもご無沙汰していた。

久しぶりに足を向けたのは、地元の商工会が発行した「プレミアム商品券」を利用したいと思ったから。

この商品券、1冊5,000円なのだが、30%のプレミアムが付いて6,500円分の買い物ができる。お得感と合わせ、地元商店の売り上げ拡大に貢献できるというもの。

せっかくの機会なので、来週は別のレストランへ行ってみようと思っている。

 

 

 

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My Favorite Analog!~ヨーヨー・マ「バッハ:チェロソナタ全集」

2022年01月08日 | 音楽三昧

 

ヨーヨー・マ氏のバッハのチェロソナタ集だが、思わず「ちょっと軽すぎるかな~」と、そんな感想をもらしたこのアルバム。

新しい光カートリッジで演奏すると、スカッと爽やかなバッハになるから不思議だ。

この曲集は大抵の場合、襟を正しながら「拝聴」するというかたちになってしまうのだが、新種のカートリッジのせいでこうも印象が変わってしまうと、アーティストも困ってしまうのではと思う。

また、どちらの音が本物かと問われても困る。

それほど、新式カートリッジの音は異次元なのだ。

 

 

 

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新種現る

2022年01月07日 | 音楽三昧

 

拙宅にも新種が現れた。
と言っても、オミクロン株のことではない。

LPレコードから音楽情報を拾い上げる新型の光カートリッジのことである。

従来の方式は、磁界の中に音楽情報に従って振動する鉄心入りのコイルを置き、それに発生する微少の音楽信号を増幅してスピーカーから音を出すという仕組みになっている。

他方、この方式は、フォトセルの直前に置いた遮蔽板を針先の振動によって動かし、(投影される光量によって)音楽信号を取り出すのだ。

これを「光カートリッジ」と称し、最近、愛用者が増えている。

写真がその演奏風景で、再生される音楽は広大なスケール感と深々とした音場を持ち、従来方式とは一線を画すものとなっている。

まだ新参者なので、さらにエージングが進めばもっと良くなると期待している。

 

 

 

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周回遅れ2

2022年01月06日 | 音楽三昧

 

昨夜、NHK+で「ニューイヤーオペラコンサート」を楽しんだ。
3日午後7時からEテレで放映された番組で、目の負担を減らすべく小さなPC画面での視聴であった。

プログラムは、椿姫、リゴレット、セビリアの理髪師、魔笛、カルメン、こうもり、ワルキューレ、仮面舞踏会、トスカ、蝶々夫人、道化師、フィデリオほかで、2時間ぶっ通しのアリア集。

コンテンツが多すぎて消化不良気味であったが、声楽の持つ訴追力と楽しさを満喫するができた。写真は、NHK+から転載しました。

 

 

 

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時事川柳傑作選

2022年01月05日 | ギャラリー

今朝の新聞(朝日)に掲載された時事川柳。

世相を反映した傑作が並んだのでご紹介しよう。

 

1句:やっかいものの在日米軍。岩国でも。

2句:沖縄でのコロナ感染爆発再び~何の支援をするでなし。果ては、開発予算も減らすと。

3句:ああ、無常。

4句:原発は、気候変動対策とか・・・。

5句:保有国の傲慢極まれり。何より「なくす」のが一番。

6句:ということもあるか。

7句:見ていないな~。

 

 

 

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ジャンクメール対策

2022年01月04日 | アーバンライフ

メールアドレスも、長期間使い続けると己が分身のようで、愛着がわく。

ところが、この「長期間」が仇となって、始めはひとつ、ふたつから ~ いずれ土砂降りのように、ジャンクメールが届くようになる。

このジャンクメール。
単に、メールマガジンや広告程度のものなら良しとするが、ウイルスを埋め込んだ添付ファイルが届くようになると始末が悪い。

うっかり開いて感染しようものなら、個人情報が漏れたり、ファイルがロックされたりする。

そこで、メールソフトのフィルター機能などを使って防戦する訳だが、これも徐々に対応しきれなくなる。

例えば、小生が愛用しているアプリはフィルターを100ヶ設定できるが、それでも排除できなくなる。

やむなく愛用のアドレスに別れを告げ新アドレスを導入したら、ピタリと止まった。

この場合、近親者には新規のアドレスを通知してスイッチしてもらうにしても、有用サイトに登録し、引き続きマガジンなどを読みたい場合、そこまで出向いて(新アドレスに)変更するのはめんどうでもある。

そこで、目下は、新旧両刀使いでしのいでいる。

蛇足:新しいアドレスを設定する場合、姓名由来の造りは止めた方がよい。例えば、nasijuf223@・・・(富士山の逆さ読み)のように、暗号めいたものの方が(ジャンクメールの発信に)利用されにくい。お試しこう。

 

 

 

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周回遅れ?

2022年01月03日 | 音楽三昧

 

新春恒例のニューイヤーコンサートの中継は今年も行われたようだが、目下、テレビなし生活を心がけているため見ることはなかった。

とは言え、あの雰囲気を味わいたいと、(暮れの30日に)手元のレコードを聴いた。

ジャスト2年の周回遅れコンサートだが、この時の指揮者はアンドリス・ネルソンス。

曲目は、10年1日のごとく、(極めつけは)「美しく青きドナウ」と「ラデツキー行進曲」だから、何年もののそれを聴いても大差ない。

という訳で、大掃除をしながら2時間かけて3枚とも聴いた。

今年もきっと良い年になるに違いない。

 

 

 

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頼りは足と頭

2022年01月02日 | アーバンライフ

今朝、当地(札幌郊外)はほぼ快晴です。

このため気温が下がり(-14℃)とても寒い朝を迎えました。
道内で最も気温が低かったのは、幌加内町朱鞠内で、-28.9℃だった由。

 

さて、年が明け、またひとつ歳をとることになる訳ですが、小生ら年寄りが、元気に暮らしていく上で何が一番大切かについて、先日、妻と議論する機会があり、結局、「足と頭」ではないかということになりました。

つまり、老人のQOLは、

 ①「足」は、寝たきりにならず、一応、やろうと思えば何でも自前でやれるようにすること。

 ②「頭」は、いわゆる「認知症」にならず、自分で物事の判断ができるようにしておくこと。

によって支えられるのでは、という訳です。

しかも、この二つは、漫然と生活していて達成されるものではなく、その気になって努力することが必要です。

例えば、「足」は、日常普段に意識的に歩かなければ維持できません。出来れば、毎日、1時間は歩きたいところです。

「頭」も、読書をするとか、パズルに挑戦するとか意識的な努力が必要でしょう。

これらに加えて、できれば人間関係を維持して「人に会う」ことも大切ですね。

こうして、この1年も元気に乗り切りたいと思っています。

 

 

 

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