アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

しあわせ運べるように!

2022年01月17日 | ギャラリー

 

阪神・淡路大震災から27年。
この地震で、6,434人もの方々が亡くなった。
今朝、同地の人々は悲しみを新たにしたに違いない。

この大震災の最中、神戸市の小学校教諭臼井真先生によって「しあわせ運べるように!」という歌が作られ、被災した人々を大きく励ましたという。

14日深夜(15日早朝)関西発「ラジオ深夜便」で、その臼井先生へのインタビューを聞いた。

先生は、震災の当日、たまたま自宅の2階へ上がったその瞬間に、大きな揺れが来て自宅1階は押しつぶされてなくなってしまった。もし、1階に居たら生きていたかどうかわからないとおっしゃっていた。

震災から約2週間。
身を寄せていた親戚宅で、生まれ育った街の変わり果てた姿をテレビニュースで見て衝撃を受け、わずか10分で「しあわせ運べるように」を作詞・作曲した。

この曲は、多くの人々の心を捉え、希望の灯となり、神戸復興を願うシンボル曲になった。神戸ではこの27年間、市内の小学校をはじめ、追悼式典、KOBEルミナリエ、成人式等で歌われ、新潟地震や東日本大震災で歌い継がれ、今では世界各国でも歌われているという。イラストは、同HPから借用しました。







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