過日のリサイタルの言わば復習として、みどりさんの最近の力作を購入した。組成は96khz24bit。
ベートーヴェンのヴァイオリンソナタと言えば、5番の「春」と9番の「クロイツェル」くらいしか知らないが、CD3枚分の楽曲がぎっしり詰まっている。
と言っても、楽音が記録されたファイルの群れ(全47ファイル)なのだが・・・。
これだけの分量の曲を、言わば身を正して聴くには相当の忍耐力と胆力が求められる。
という訳で、勿論、現時点で全部聴いた訳ではないが、寸評を申し上げれば、この緊張感はただ物ではない、という感じである。
収録曲 ベートーヴェン: ピアノとヴァイオリンのためのソナタ
第1番 ニ長調 Op.12-1
第2番 イ長調 Op.12-2
第3番 変ホ長調 Op.12-3
第4番 イ短調 Op.23
第5番 ヘ長調 Op.24「春」
第6番 イ長調 Op.30-1
第7番 ハ短調 Op.30-2
第8番 ト長調 Op.30-3
第9番 イ長調 Op.47「クロイツェル」
第10番 ト長調 Op.96
演奏
五嶋みどり(ヴァイオリン)
ジャン・イヴ・ティボーデ(ピアノ)
録音 2022年1・5・6月 Zipper Hall-Colburn School