

先ほど、「希望のまち東京をつくる会」から、下記のようなメールが回ってきたので、ご参考までに掲載します。
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宇都宮けんじ都知事選挙を闘って
宇都宮けんじとともに東京から新しい歴史を拓くための闘いは、私たちの懸命の闘いにもかかわらず、一歩当選に届かず、勝利を手にすることはでき ませんでした。ここまで支え、ご支持いただいた皆さんに心から感謝します。
12月28日の出馬表明から44日間、そして1月23日の告示から17日間、宇都宮けんじさんと私たちは、就職に悩む若者、保育園入所に苦労し ているお母さんお父さん、介護に直面する高齢者と家族、原発事故で福島から避難している方々、切実な課題を抱える都民の熱い期待を感じ、走り続け てきました。若者や女性、お年寄りなど多くの都民が切実に望んでいる福祉・暮らしを第一とする都政への転換を訴える政策は、大きな支持を集めるこ とができました。
今回の選挙は、原発の再稼働を止め、原発ゼロを実現できるか、安倍政権による秘密保護法制定、集団的自衛権行使、憲法改正へとひた走る危険な日 本の進路を止められるか、文字どおり日本の行き先のかかった歴史的な選挙でした。宇都宮さんは、沖縄名護の市長選で勝利した稲嶺さん、福島原発事 故の被害や大島の土石流災害を受けた当事者の方がたをはじめとして、多くの市民から熱烈に支持されました。
宇都宮さんの、社会的に困難な状況にある人たちへのやさしい視線、社会を見る時の確かな識見、改革に取り組む時に市民と共に運動を作りながら進 む民主的な手法、そして権力と渡り合い、課題を実現させる時の粘り強さと力強さは、確実に有権者の心を捉え、大きなうねりを作り出し、選挙演説を 聞いた人々が投票するだけでなく、次々に運動員となってくださいました。まさに、この市民選挙は、このような感動的な出会いと協同の機会を作りだ し、選挙そのものがひとつの社会運動となっていったのです。
ネット選挙が解禁されている中で、有権者が思い思いに作った「I vote UK」「東京デモクラシー始動!」のバナーがネット中に溢れました。そこには、一人一人の市民が宇都宮さんに託した思いが詰まっています。私たちは、誇り を持ってこの選挙は主権者である市民が表現の自由をフルに行使して、宇都宮さんを支持して共に全力で闘った選挙だったといえます。都民の希望の政 策をこの選挙で表明することができ、多くの都民とその希望を共有することができたのです。電話かけの反応も、テレビ討論のたびに、良くなってきて いました。 政策論争を深めるために不可欠な機会であったテレビ討論会のほとんどがキャンセルされ、また候補間のディスカッションがほとんどできず、都民が 候補を選択するときの材料が決定的に不足したまま、投票日に至ってしまったことは残念です。
もし、テレビ討論の機会を作ることができていれば、今回の投票結果は異なるものとなったのではないかと感じています。
私たちが、ここまで追い上げることができたのは、これを支えた都民のみなさんの強い支えがあったからこそです。この選挙を通じて行われた広範な 都民との対話によって培われた絆を大切に、私たちが訴えたひとつひとつの政策の実現のために、この選対に集った者たちが、それぞれ明日からの活動 を続けていきたいと思います。
2014年2月9日
希望のまち東京をつくる会
宇都宮けんじ選挙対策事務所
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戦い済んですがすがしい笑顔の宇都宮さん。
