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アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

都知事選挙を闘って~宇都宮けんじ選挙対策事務所

2014年02月10日 | ギャラリー




先ほど、「希望のまち東京をつくる会」から、下記のようなメールが回ってきたので、ご参考までに掲載します。

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 宇都宮けんじ都知事選挙を闘って

 宇都宮けんじとともに東京から新しい歴史を拓くための闘いは、私たちの懸命の闘いにもかかわらず、一歩当選に届かず、勝利を手にすることはでき ませんでした。ここまで支え、ご支持いただいた皆さんに心から感謝します。

 12月28日の出馬表明から44日間、そして1月23日の告示から17日間、宇都宮けんじさんと私たちは、就職に悩む若者、保育園入所に苦労し ているお母さんお父さん、介護に直面する高齢者と家族、原発事故で福島から避難している方々、切実な課題を抱える都民の熱い期待を感じ、走り続け てきました。若者や女性、お年寄りなど多くの都民が切実に望んでいる福祉・暮らしを第一とする都政への転換を訴える政策は、大きな支持を集めるこ とができました。

 今回の選挙は、原発の再稼働を止め、原発ゼロを実現できるか、安倍政権による秘密保護法制定、集団的自衛権行使、憲法改正へとひた走る危険な日 本の進路を止められるか、文字どおり日本の行き先のかかった歴史的な選挙でした。宇都宮さんは、沖縄名護の市長選で勝利した稲嶺さん、福島原発事 故の被害や大島の土石流災害を受けた当事者の方がたをはじめとして、多くの市民から熱烈に支持されました。

 宇都宮さんの、社会的に困難な状況にある人たちへのやさしい視線、社会を見る時の確かな識見、改革に取り組む時に市民と共に運動を作りながら進 む民主的な手法、そして権力と渡り合い、課題を実現させる時の粘り強さと力強さは、確実に有権者の心を捉え、大きなうねりを作り出し、選挙演説を 聞いた人々が投票するだけでなく、次々に運動員となってくださいました。まさに、この市民選挙は、このような感動的な出会いと協同の機会を作りだ し、選挙そのものがひとつの社会運動となっていったのです。

 ネット選挙が解禁されている中で、有権者が思い思いに作った「I vote UK」「東京デモクラシー始動!」のバナーがネット中に溢れました。そこには、一人一人の市民が宇都宮さんに託した思いが詰まっています。私たちは、誇り を持ってこの選挙は主権者である市民が表現の自由をフルに行使して、宇都宮さんを支持して共に全力で闘った選挙だったといえます。都民の希望の政 策をこの選挙で表明することができ、多くの都民とその希望を共有することができたのです。電話かけの反応も、テレビ討論のたびに、良くなってきて いました。 政策論争を深めるために不可欠な機会であったテレビ討論会のほとんどがキャンセルされ、また候補間のディスカッションがほとんどできず、都民が 候補を選択するときの材料が決定的に不足したまま、投票日に至ってしまったことは残念です。

 もし、テレビ討論の機会を作ることができていれば、今回の投票結果は異なるものとなったのではないかと感じています。

 私たちが、ここまで追い上げることができたのは、これを支えた都民のみなさんの強い支えがあったからこそです。この選挙を通じて行われた広範な 都民との対話によって培われた絆を大切に、私たちが訴えたひとつひとつの政策の実現のために、この選対に集った者たちが、それぞれ明日からの活動 を続けていきたいと思います。

 2014年2月9日

 希望のまち東京をつくる会
 宇都宮けんじ選挙対策事務所

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戦い済んですがすがしい笑顔の宇都宮さん。


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愛する妻へ~城山三郎著「そうか、もう君はいないのか」

2014年02月10日 | 読書三昧
城山氏は、「総会屋錦城」で直木賞を受賞後、広田弘毅首相の生涯を書いた「落日燃ゆ」や「男子の本懐」、「毎日が日曜日」などの話題作の著者として広く知られていますが、07年3月、79歳で亡くなりました。

2000年2月、最愛の奥様を(癌で)亡くした同氏が、その後の7年間をどのような思いで過ごしたのかを克明に記しています。



そこには、”50億の中でただ一人「おい」と呼べる妻へ”あてた愛惜の念とともに、妻に先立たれた老作家の悲愁が赤裸々に綴られていて、年齢の近い小生には、身につまされるものがありました。

同じような境遇におかれることになった場合、果たして、自分は力強く生きていけるのだろうか? そして、それはまた、家内にとっても言えることで、我々同年代を生きる老人にはさけて通れない問題です。



城山三郎氏は、同書の中で、

”2000年2月24日、杉浦(城山の姓)容子、永眠。享年68。あっという間の別れ、という感じが強い。

癌と分かってから4ヶ月、入院してから2ヶ月と少し。4歳年上の夫としては、まさか容子が先に逝くなどとは、思っていなかった。

もちろん、容子の死を受け入れるしかない、とは思うものの、彼女はもういないのかと、ときに不思議な気分に襲われる。容子がいなくなってしまった状態に、私はうまく慣れることができない。

ふと、容子に話しかけようとしてわれに返り、「そうか、もう君はいないのか」と、なおも容子に話しかけようとする。”

と、その心境を吐露しています。同年代の方に、是非、ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★★)

2枚目の写真は、NHKハイビジョン特集「ただ一人“おい”と呼べる君へ~城山三郎 亡き妻への遺稿~」からお借りしました。
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識者65氏アピール~沖縄・辺野古基地建設反対

2014年02月10日 | ドラミング
先に、海外著名人102人の呼びかけによる辺野古基地建設反対と普天間の即時返還を求める国際的な署名活動が始まりました。

一方、国内では、沖縄県内外の学識経験者65氏が同様のアピールを発表し、「名護市民の意向を無視して建設を強行すれば混乱に拍車をかけ、引いては日米関係に深刻な支障を及ぼす」と警告しています。以下、近着の「赤旗日曜版」が伝える識者の談話です。





この美しい海に、最新鋭の米軍基地は似合わない。写真は、ネットから拝借しました。
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