遂に犠牲者が。
21日に負傷者を出し、
翌22日追い掛けられ、食料を奪われる事件が起きた八甲田エリア。
昨日25日、むつ市の80代女性がクマに襲われ、死亡。
全員タケノコ採り。
最初に負傷者を出したエリアに関わらず、
というか、聞けば、それを知っていても入山している。
タケノコ採りを批判する声もあるが、
彼等も生活の為に山に入ってるんだろう。
にしても、警戒感は薄い。
22日、25日の被害者に共通してるのが、
クマ避けのブザーやサイレンを鳴らしていた事。
これは逆効果。
不慣れな土地を移動中のクマなら警戒心が強いんで、
こういうブザーを避けて通るかもしれないが、
タケノコがある場所は、間違いなくクマの縄張り。
相手が同じクマだったとしても、
自身の縄張りは絶対守らなければならない。
音がすれば自分のエリアを侵されたと思い、飛んで来る。
つまり、ブザーやサイレンは自分から居場所を教えている様なもの。
市のクマ対策にも、
- 鈴や笛、ラジオなどを身につけ、周りに音を出しながら行動する。
なんて載ってるが、おいおい、誰が載せたんだ?
熊鈴なんて戦前の防衛策だろ。
兎に角、クマの生息エリアにおいては音を出さない事。
自分の存在を知らせるのは、何度も言うが、自殺行為。
山菜取りの方々は、
自分は山のプロで何でも知ってる。
みたいな事を言う人ばかりだが、
動物の生態を全く知らない。
最新の状況も、知らない。
山中はほぼクマのテリトリーだと思え。
クマはもう人を恐れない。
クマはもう人の声や臭いを覚えている。
自治体でも最新の防衛策を知らせる事。
まあ、聞かないだろうけど。