昨日の話の続き。
かつては、
トヨタと日産がツートップだった。
クラウンに対してはセド・グロ。
マークⅡとローレル。
コロナとブルーバード。
カローラとサニー。
セリカとスカイライン。
三菱だって、ギャラン、ディアマンテ、スタリオン。
マツダはサバンナ、コスモ、ファミリア。
ああ、
時代が違うな。
昨日のランキングでの3位のホンダだって、
主力は小さなクルマ。
実際のところ、
トヨタ・ディーラーの奴に話を聞くと、
売れてるのはヤリスやライズ。
背伸びしても、
大きなクルマは買えなくなってきてるのよ。
スズキが変わり始めたのは、
初代スイフトが出た頃。
あの当時は、小型車の売り方が分かっていなかったな。
それでも、当時のセールスは、
「これからは小型車を・・・・」
なんて言ってたな。
時間は掛ったが、
スイフトやソリオはシェアを持つ様になった。
バブル崩壊、リーマン・ショック。
日本の社会構造も変わり、
貧富の差が顕著に。
その中で、
粛々と小さなクルマを作り続けてきたスズキ。
日産の没落、三菱スキャンダル。
(そういう中でホンダは時代時代で上手く対応してきた方だと思う。フィットのヒット、N-BOXの成功とか。)
各メーカー、
これからの指針、見えてないのか?
簡単に言うと、
貧乏人に合わせたクルマのデリバリーだよ。
私自身、軽自動車になって十数年。
これで充分っていうか、
他に選択しようとは思っていない。
多くの人が、そうだったんじゃ?
スズキが躍進したんじゃない。
他社が、見誤っただけなんだよな。
長年扱ってきたスバルだが、
昔から、
「これだけ良いクルマを作りました。さあ、売ってください。」
という姿勢は拭えなかった。
時代が良けりゃね。
OEMを除けば、
ボトムレンジがインプレッサ。
いまや、乗り出し300万円だよ。
アメリカ重視。
※国内保有台数の減少が始まったのが十数年前。
そういった中で、利益を確保するために高額車にシフトするってのも、
企業理念としては間違っていない。
でも、もう気が付いても。