夜、8時過ぎだ。
ピンポンと呼び鈴。
ジサマが対応していたが、
近所の床屋の主人だ。
「息子さんが居たなら丁度良い・・・」
ああ、
胡散臭い。
朝日新聞を半年、
タダでいいからとってくれと。
ああ、
胡散臭い。
まあ、
わかった。
で、
そちらには何のメリットがあるの?
彼も頼まれたらしい。
新聞の部数が減ってるので、
最小限を確保したいらしい。
部数が確保できれば、
集配所のバックマージンや、
折り込み広告の広告料が確保できるらしい。
一番最初にそれを行って欲しかった。
まあ、
地域の顔役の彼の依頼だ。
しかし・・・・・・・