ベイブリッジの脇に、はまなすが自生している。
秋になると、
他の雑草と一緒に刈り取られてしまう。
市の花に指定されているのに、
扱いが酷いなと、いつも思っていた。
それでも、
かなり生命力が強い植物なのだろう。
毎年、その草叢では大いに勢力を伸ばしている。
ふと思い立ち、
GW前に何本か切り取ってみた。
家で育ててみたくなったのだ。
はまなすの繁殖力が分からないので、
地下茎の付いたもの、
少し硬い茎を持ったもの、
若い枝として分岐したばかりのもの、
等、様々な状態のものをチョイスしてみた。
ひと月程で、
細胞分裂が盛んだと思われた若い茎は枯れてしまった。
結果として、
硬い茎をもったものと、地下茎が付いてたものの二株が残った。
(地下茎の方は、当初二本の茎が出ていたのだが、片方は枯れてしまった。)
更にひと月経った現在、
ふた鉢とも、青々とした新しい茎を分岐させている。
結構、勢い良く成長している。
根がしっかりと張ったものと思われる。
どうだろうか?
年内に花を咲かせてはくれないだろうか。