地デジのニュースで見て知ったんだが、
一万トン岸壁に排雪に来ていたトラックが海に落ちたと。
残念な事に運転していた方は亡くなったと。
ここをご覧になっている方で、
岸壁に雪捨てに行った事がある方はご存じでしょうが、
結構怖い所です。
車止めも無い場所もありますので、
無理に海面に落とさなくても良い事になっています。
(定期的にショベルが整理してくれる。)
その現場でも、
周りに捨てられている雪のために、
車止めが見えない状況だったと。
彼は律儀にも海面に捨てようと、
ギリギリまでバックしたのでしょう。
ダンプではなく、トラックで雪捨てに来る方は、
アオリを開いて、
バックから急ブレーキで海面に雪を落とす方も多い。
余程気を付けないと・・・・
傍で見ていると、ドキドキします。
私もダンプで捨てに行った事がありますが、
ダンプ一杯に載せられた雪の重量は大変なものです。
一気に荷台を傾けると、
雪の重量に負けて、ひっくり返りそうになります。
(事実、そういう事故がある。)
ホントに、一瞬、接地感が無くなり、フワリとします。
何度やっても、怖いです。
なもんで、
傾き始めてから、途中で一回止めます。
半分位、落とした後で、
荷台を全傾させます。
毎日、何度もやっていると、
慣れの所為も手伝って、恐怖心が無くなるのでしょう。
そこに心の隙が生まれるのかもしれません。
屋根から落ちたりの事故も多いですし、
徐排雪は命懸けである事を認識しなければ。
皆さんも、十分に気を付けてください。
今週から又雪のマークです。
あとひと月は、雪に悩ませられるんでしょうね。