昨日の事。
車庫証明を出しに警察に行った。
少し混んでて、玄関前に止める事になった。
降りる際、クルマのドアを開いたすぐ其処で、
警官と女性が居た。
50代後半と思しき女性は、
警官に向かい、「ねぶた」が見たいと。
クルマのドアを閉めて、振り返った時、
何故か、彼らの前に立っていた。
・・・・・・・・・・・。
私も話の輪に加わっていた。
アスパムの傍でねぶたが見れると聞いてきたそうな。
それは、ねぶた期間中だけですよ、と。
じゃあ、見れないの!と、何故かキレ気味。
あれかな、来年出来る予定のねぶたミュージアムの事かなぁ?
あれは春まで待たなきゃいけないんだよ。
そうではないらしい。
件のオバチャン、観光客のようだ。
五所川原の立佞武多の館に行って、激しく感動したらしい。
で、青森のねぶたも見たい!
って事になり、アスパム前で見られるとの情報を得て、
ここまで辿り着いたらしい。
じゃあ、見れないの!
再び、キレる。
警官は、ねぶたの里になら小さいのがあるだろうと。
じゃあ、そこまでどの位あるの、と。
10km位だと告げると、更に憤慨する。
それならいいわ、と立ち去るオバチャン。
動かないねぶたって興醒めですよ。
こんな観光客は、結構見てきた。
勝手なイメージを持って、勝手な段取りでもって。
それでいて、
思う様にならないと、憮然とする。
多いよ、多い。
12月4日に向けてのCM。
観光客をちゃんとおもてなししましょうと。
結構、TVで流れてるね。
観光客に親切にね、って。
みんな結構やってるよ。
私なんぞ、他県の観光地でガイドするときもある。
でもね、
観光客がね、ああいう人、多い訳。
だから、避けちゃうんだよね。
旅の恥は掻き捨て。
そんなんじゃなく、
良く地元の人を観察する事によって、
その土地をいっそう良く知る事が出来る筈だ。