夢見が悪い。
他人に話せないような夢を見た。
燃料費UP等に原因を発したと言われた、
漁師の操業停止日。
漁業関連を廻る環境悪化は、
燃料費だけでは無い、とニュースでやってた。
魚の卸値が、
大手スーパー等によって操作されている。
スーパーでは、予め店頭販売価格を決定。
それに見合う卸値を市場に要求しているのだと。
よって、
漁獲量や品質等による価格の上げ下げが無くなっているのだ。
漁獲量が減少している昨今、
”せり”が成立していない流通システムが問題だ。
昨日、
農家に訪問してきた。
農業の現場でも同じ事が起きていた。
市場で”せり”が行われていないそうだ。
倒産や合併等によって仲買が少なくなっている為に、
競争が無くなっているそうだ。
スーパーと専属契約する仲買も増えてる様だ。
仲買が、スーパーに委託販売する形態もある。
毎日、仲買が商品を入れ替え、
スーパーでは総販売額から、
一定レートで手数料を貰うシステムなそうだ。
スーパーでは在庫を持つ必要が無く、
メリットも大きいそうだ。
「食」がないがしろにされている。
中国も問題もそうだろう。
安けりゃ、いい、と。
今年は米が高くなるそうだ。
しかし、生産者には負担が増えるだけだと。
要は、肥料・農薬・流通コストが増えただけで、
生産者の取り分は、むしろ減るらしい。
後継者問題等、農家の未来は暗い。
我々一般生活者にしてみれば、
安い食品ってのはありがたいのだが、
食糧難や価格上昇等、将来に向けての不安材料が、
今にも堰を切りそうになっているのだ。