大体、「いのししラーメン」だ。
イメージ的に野趣溢れるどんぶりをイメージしないか?
ガタイのいいおっさんが、
汗を拭き拭き麺を茹でる。
へい、お待ち、
と、テーブルに置くと、少しスープがこぼれた。
みたいな。
それをだ、
ふつ~のカッチャが作るところまではいいだろう。
しかし、
イメージを大きく覆して、
えらく上品なラメンが出てきた。
スープも雑味が無く、美味い。
麺は残念ながら茹で過ぎ。
仕方あるまい。
この日最初のお客が私だ。
カッチャも湯で加減が判らなかったか。
トッピングはいのししの焼き豚ではなく、
いのししの焼肉だ。
よく脂が飛んでいて、スープを濁らせない。
肉も、美味い。
美味すぎる。
この焼肉だけでビールが飲みたい。
若しかしたら、
どことなく物足りなさを憶えそうなラーメンだが、
これなら飽きずに3日連続でも食えそうだ。
皆さんも食してみてくれ。