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音楽の好みは、14歳の時に聴いた音楽で形成される!

2018-03-01 | 雑学(教養)の部屋

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていることが、新たな研究により明らかになりました。

「ニューヨク・タイムズ」によると、リスナーの生まれた年が音楽の好みを左右しており、14歳の時に聞いた音楽が私たちの音楽の好みに最も重要な影響を与えるとのこと。

今回おこなわれた、Seth Stephens-Davidowitzによる音楽の好みに関する研究。Spotifyのデータをもとに人々の聞く音楽を分析した結果、10代の時聞いた音楽が、その後の音楽の好みに最も大きな影響を与えることが判明しました。

1960年~2000年のBillboardのチャートを調査し、それを年齢別の選曲ランキングと照らし合わせて分析。男性の場合は13~16歳の間にリリースされた曲が、大人になってからの音楽の好みに大きな影響を与える、平均すると男性の最も好きな曲は、14歳の時にリリースされた曲であることが多いそうです。

女性の場合は男性より少し早い。11~14歳の時に聞いた音楽の影響が大きく、平均13歳の時にリリースされた曲が最も好きな音楽になるという。女性のほうが男性より幼少期に受ける影響が大きいらしく、好みを形成する年は思春期の終わりと重なることが明らかになった。

「今回の調査は大人になった私たちの多くが思春期の最初の段階で魅了された楽曲から離れられないことを示しています」とSeth Stephens-Davidowitzは述べています。また、20歳の時に聞く音楽は、10代の時に聞いた音楽の半分ほどの影響力しかないそうです。

思い当たることが多いですね。多分そうだろう、そうじゃないか?と思っていたことが、科学的な研究で裏打ちされて行く過程は面白いですね。


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