フランスの女優で、かつてアラン・ドロンの元妻だったこともある「世界一の美女」の一人とも呼ばれたナタリー・ドロンさんが21日、がんのため死去した。79歳。合掌。
元夫の伝説的俳優アラン・ドロン(85)との間の息子で、自身も俳優のアントニーさんは、「母はけさ(21日朝)11時、家族と友人にみとられパリで亡くなった」と語った。ナタリーさんはがんを患っていたという。
ナタリーさんが国際的に一躍有名になったのは、ドロンと共演した1967年の作品「サムライ」。また、女優ロミー・シュナイダーと長く交際していたアランさんを誘惑した女性としてメディアをにぎわせた。1964年8月、秘密裏に結婚したナタリーさんとドロンは米ロサンゼルスへ移ったが、他の女性とのうわさが絶えない夫とのハリウッド生活にうんざりしたというナタリーさんは、息子を連れて家を出た。夫妻は後に離婚している。
この頃出演した「個人教授」が、ナタリーの当たり役となり、日本でもヒットして、続編も作られ、主題曲のレコードも大ヒットしました。僕は今も持っています。ナタリー綺麗でした。
ドロンは後、女優のミレーユ・ダルクと籍を入れずにパートナーとしていた。また、ドロンと言えば、オードリー・ヘプバーンとも交際がありましたが、それが分かったのはドロンがオードリーの葬儀に参列した時。マフィアとの関係も取沙汰され謎の多い男でした。