中野笑理子のブログ

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気になるあの娘

2018年11月01日 | 日記
会社の近くの自動販売機が「冷た~い」から「温か~い」に変わったのはつい1週間ほど前でした。
おお、やっと温かくなりましたか、と利用したことのない自販機にひとりごちて通り過ぎかけたその時、あの娘と目が合ったのでした。

初めて見るその顔は、マトリョーシカを模した姿でパッチリお目々で微笑み、下には「ぼるしち」の文字。
ボルシチといえば世界三大スープのひとつ、ビーツの赤が鮮やかな煮込料理です。
京都の加藤登紀子さんのお兄さんのお店、ロシア・ウクライナ料理レストランのキエフに行った時は必ず食べていたボルシチ。

おでんやお味噌汁の缶は見たことがありましたが、ボルシチの缶を見たのは初めてです。
気になりつつも自販機の前でゴソゴソと小銭を出すのも寒く、今日も素通りしてしまいましたが、通り過ぎた後もやっぱり気になる。
思うに、このボルシチ缶は社内で何度も試作され、社運を懸けた新商品なのかもしれません。
そして売れ行きが芳しくなければ、今シーズンのみの販売になる可能性もなくはありません。

これはやはり、一度試してみるべきではないだろうか。
そしてもしも美味しかったら、どんどん購入して来期も販売されるように仕向けなければいけないのではないか。
新商品の損益分岐点がどれほどの数なのかはわかりませんが、今シーズンで製造打ち切りになってしまったら、もう二度とこの可愛いマトリョーシカ娘の姿は見られなくなるのではないか。

そんなことを考えながら明日こそ、買って飲んでみようと思ったのでありました。