999に乗って

朝な夕なに聞こえてくる、ブラスバンドの音楽。
秋の文化祭に向けてでしょうか、熱心に練習する姿が目に浮かぶような一生懸命な演奏です。
知っている曲、懐かしい曲、聞こえてくる音色に合わせて、自然と口ずさんでしまう。

中でも銀河鉄道999の曲が流れてくるとあのアニメを思い出し、そしてその頃のキラキラしていた気持ちまでが甦ってきました。
子供は子供なりに悩みや心配事もあったけれど、あの頃はそれでも何故か毎日が楽しくてキラキラしていたような気がする。

大人になって子供の頃とはまた違った愉しみや悩みもあるけれど、あの頃のキラキラした気持ちというものをいつの間にか忘れかけていることに気づきました。
そんなキラキラした気持ちを思い出させてくれた999。
いくつになってもキラキラした気持ちを持ち続けていたい、と思った秋の夕暮れでありました。