思うがままに

Step by Step

牛の鈴音

2011-04-01 | 映画・ドラマ


2008年

amazonより
この映画を見て泣かない人はいない!
お爺さんと40年も生きた老いぼれ牛との絆がなしえた感動のドキュメンタリー!
海を越え日本でも大ヒットロングランを続けた話題作!!

●2009年1月、韓国でわずか7館で封切られた本作は、口コミによって観客が殺到し瞬く間に韓国全土150館での拡大上映! その動員300万人の驚異的な大ヒット作品となりました。(日本換算では780万人の動員規模)
●「町には衣・食・住に関するあらゆる物が氾濫している。でも何かが足りない。生きるということは?真の幸せとは?・・・我々に鈴の音は聞こえてくるのか?」(みのもんた氏談)
・・・・・物質や欲望が満ち溢れて何か歯車が狂い掛けている現在を省みる話題作です。

<<各賞受賞一覧>>
★第13回 プサン国際映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞STORY
★第34回 ソウル インディペンデント映画祭 観客賞
★第16回 カナダ ホット・ドックス国際ドキュメンタリー映画祭 アーティスト賞
★第7回 シルバードックス・ドキュメンタリー映画祭 シネマティックビジョン賞
★2009年 サンダンス映画祭 ワールド・ドキュメンタリー部門正式出品
★第45回 韓国百想藝術大賞 新人監督賞

79歳になる農夫のチェ爺さんには、30年間も共に働いてきた牛がいる。
牛の寿命は15年ほどなのに、この牛は40年も生きている。
今では誰もが耕作機械を使うのに頑固なお爺さんは牛と働き、牛が食べる草の為に農薬もまくこともない。
そんなお爺さんに長年連れ添ってきたイお婆さんは不平不満が尽きない。
しかし、ある日掛かりつけの獣医から「この牛は今年の冬を越すことはできないだろう」と告げられる・・・・。


死期を迎えつつある老牛の生気が失せた目から涙がこぼれる
足が不自由なお爺さんと老牛が並んで歩くシーンに胸が熱くなる
愚痴ばっかり言ってたお婆さんも老牛が亡くなると涙を流した
全編に流れるチリンチリンという鈴音
お婆さんの愚痴がもう少し少なければ、 いや 会話そのものが無ければもっと感動的だったかも知れない
しかし、老夫婦と老牛の心の絆が涙を誘う