思うがままに

Step by Step

菩提樹

2011-04-08 | 映画・ドラマ


1956年

amazonより
歌うことの素晴らしさとよろこび
あらゆる困難を乗り越えて歌とともに明るく生きた一家の魂の物語
時代を超えて愛され続ける音楽映画の大傑作

世界にもまれな歌う一家トラップ・ファミリー。
オーストリアの名門貴族一家の7人兄弟姉妹が無伴奏で歌う家族合唱団。
第2次世界大戦前からヨーロッパで活躍、ヒトラーのナチ政権への協力を拒み、一家は自由を求めてアメリカへ脱出して世界的な名声を浴びた。
女主人公マリアの困難にくじけない気骨と信仰、歌うよろこびが胸を熱くする。
名曲の数々、シューベルトの「菩提樹」が感動に満ちたクライマックスを飾る。

映画「サウンド・オブ・ミュージック」の約10年前に作られたトラップ家の物語
どうしても両者を比較して観てしまう
やはり遥かに「サウンド・オブ・ミュージック」の出来が上だ
ジュリー・アンドリュースの光輝くような魅力とクリストファー・プラマーの威厳に満ちた容姿
観る者をわくわくさせるような音楽、映像、語り口、揺れ動く心理表現・・・

ただ、「菩提樹」の方が良かったと思えた所は、入国管理局(?)での歌声(ここは涙涙)と、ラストシーンの「Good Night」と舞台から語りかける所かな?
(だけど、「サウンド・オブ・ミュージック」では渡米してからの話は出てこない・・・)


リトル・ミス・サンシャイン

2011-04-08 | 映画・ドラマ


2006年

amazonより
田舎町アリゾナに住む少女オリーブ。
なんともブサイクでおデブちゃんな彼女が、全米美少女コンテストでひょんなことから地区代表に選ばれた。
オリーブ一家は黄色のオンボロ車に乗り、決戦の地カリフォルニアを目指すことに。
人生の勝ち組になることだけに没頭する父親、ニーチェに倣って信念で沈黙を貫く兄、ゲイで自殺未遂の叔父、ヘロイン吸引が原因で老人ホームを追い出された不良ジジイ、そしてバラバラ家族をまとめようと奮闘する母親。
そんな落ちこぼれ家族の、奇妙でハートフルな旅が始まった……!

2006年アカデミー4部門ノミネートし2部門受賞(お爺ちゃん役のアラン・アーキンが助演男優賞、脚本賞)
まだちっちゃなオリーブ役の女の子が助演女優賞にノミネートされたことでも話題となった作品
助演女優よいうより主演女優としてノミネートされても良いくらい目立っていた
最後のお爺ちゃん直伝のダンスを踊るオリーブがめっちゃ可愛い
そこに家族も乱入して、ミスコンも騒然
このシーンがスカーっとして実に心地よい
もっと感動的な映画かな?と期待して観たのが少し災いしたかも・・・
それでも結構楽しい映画だった