思うがままに

Step by Step

金城山へ

2010-12-04 | 山登り・ハイキング

2008年に登った金城山へ、今度は違うルートで登ってみることにした
金城山へのルートは、整備された南東側と西側から登るのが一般的なようであるが、その他のルートはネットで殆ど見つけることが出来ない
唯一見つけたのは、いつも参考にさせて頂いている”うろさん”のこのルートだった

しかし、今回は過去に南の山々から撮った金城山の稜線の写真を手掛かりに南から登って見ることにした
谷道から見る稜線はかなりの急勾配に見えたが踏跡もあったので何とかなるだろうと安易に考えた
登り出すと、過去の山火事の影響だろうか? 立ち枯れ状の灌木や下に転がった枯木で歩き難かった
石積状急斜面はかなりリスキーだったし人気のない荒涼とした山を歩くと心細くもあった

下山は山頂から西へ伸びる稜線を下った
初めは取付きに苦労したし、急勾配でルートの特定に戸惑い右往左往しながら下った
間もなく歩き易い道となり車に戻った

今回登ってみて分かったことだが
途中に「石上神社林」という石碑が2体あったということは、この登りルートが昔良く使われていたのではないか?と感じたことだ
それにしても、金城山の違う山容を見せて貰った山登りだった



金城山を南西方向から遠望


金城池岸道路から金城山への尾根縦走路の取付きを確認
”うろさん”は多分ここから登られたのではないだろうか?
(私は今回確認のみ)


金城池から真西に向かう谷道から、これから登ろうとする尾根(禿げ山部)を確認


谷道を歩くと石積堰堤が左手に現れた


堰の上流側に取付きがあった(邪魔な木や枝を整備する)


薄い踏跡を辿って行くと目の前は枯れ木や枯れ枝が散乱
枯れ木は硬くて難儀した
何故枯れ木が多いのだろう? これも山火事の影響か?


麓を振り返る


枯れ木が邪魔でなかなか前へ進めない
ふと右手を見ると歩きやすそうな斜面があったのでそちらへ進む


やがて石積状の急斜面が目の前に現れた


切られたウバメガシの枝  最近どなたかがこのルートを歩かれたようだ
多少心強くなった 


斜面を登りながら北側の支尾根を見る
あっちの方が歩き易そうだ


しかし、斜面はこっちよりもっと急になっていた


斜面がなだらかになって気持ち的に余裕が出た
東には大坂山が見える


「石上神社林」の石碑  (この後、もう一体の石碑が上にもあった)


登って来たルート(左側)を振り返る


山火事の跡が痛々しい


テレビ塔が見える
手前は金城山への縦走路




縦走路と合流する所にも「石上神社林」の石碑があった


歩いて来たルートを振り返る


ピークの右尾根は金城山への縦走路


露地部分から見た大坂山  右手には三草山




北方向


ここで昼食


ピーピーと泣きながら飛び交う2羽の鳥


金城山山頂が間近


山頂からの眺望


山頂から見える北側の岩場


岩場から大坂山を見る  P459も綺麗だ


山頂から下山


隣の縦走路


金城山を振り返る


もうすぐ谷だ


谷道の合流点を振り返る(左側から出て来た(テープあり))


谷道を歩く


四天王の石碑  菊の花が供えられていた


広くなった川原


車に向かって歩く


球形の荒野

2010-12-04 | 映画・ドラマ

2010年

松本清張の原作の推理サスペンス
フジテレビが総力を挙げて制作した平成22年度文化庁芸術祭参加出品作とのこと
ここで光ったのは実直な好青年の生田斗真と可憐な比嘉愛未
江口洋介の喋り方がいや、田村正和の何を言ってるのか聴き取り難い喋り方がいや
最後の父と娘が再会してお互いの心情を語り合うシーンがググッと盛り上がるのだが・・・
なんで涙を流すのが下手なのだろう?
もっとボロボロと涙を流してもらわなくては、こっちが盛り上がらない!
演出がイマイチなのか? それとも演技陣の手抜きか?

去年の大賞受賞作「火の魚」は1時間ちょっとのドラマで強い感動を観る者に与えたが、これは4時間もかけて創ったわりには出来が良くない

奈良出身の私としてはとても不可解なのは、奈良駅と郡山駅の間に「やまと」という駅なんてないということ
大和郡山出身の陸軍中佐がなんで標準語? ちゃんと関西弁を喋れよ!
原作を読んでいないから、あまり突っ込みを入れると清張さんに失礼かも・・・