2010年
WOWOWより
このドラマは、1999年に起きた光市母子殺害事件を追った記者、門田隆将氏の著書『なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日』（新潮社刊）をもとにフィクションで作られた、感動の物語である。
加害者に手厚く、被害者遺族を蔑ろにする司法や少年法。
その矛盾に立ち向かった、悩めるジャーナリストと若き被害者遺族。
彼らの毅然とした生き方、そして人生をも変える真の友情を力強く描いていく。
18歳の少年に妻子を殺された深い哀しみの中、幾度となく司法の厚い壁に跳ね返されながらも、その矛盾に敢然と挑み続ける1人の若き青年。
この青年が抱える、家族を守れなかった無念、そして失った家族への深い愛情は、司法をも変えていくこととなる。
監督には、斬新な手法と力のある演出で「刑事一代」などの名作を手掛けた石橋冠、主演には本作がWOWOW初登場となる江口洋介を迎え、社会に一石を投じる、骨太な、人間賛歌とも言える本格派ヒューマンストーリーをお届けする
WOWOWオリジナルドラマは、上質の映画並みの重厚で緻密で迫力ある作品を提供してくれる
今回の「なぜ君は絶望と闘えたのか」もなかなかの力作だ
演技陣に多少の注文はあるが、皆さん熱演なさっているので敢えて人名は控えたい
それにしても、佐藤B作さんは上手いねぇ